茨城県石岡市での獅子頭制作4日目、11月25日。今日は全体的にパーツを切り貼りしたり形を整えたりと、部分的な作業よりは客観的視点での制作が多かった。基本的にはノコギリでひたすら木材と格闘するような感じである。
本日の制作内容を振り返ってみると、
・鼻をボンドで貼り付ける
・眉毛の部分などのパーツの原型を作る
・口まわりを整えて歯を彫る
という内容だった。
寄木の場合、パーツを貼り付けてから彫るか、彫ってから貼るかという判断が必要で、鼻に関しては早めに貼り付けてからもっと細かいところを調整していこうという流れになった。
印象的だったのは、獅子頭の歯は動物の歯だから、獲物をとらえたらグッと噛んで離さないような構造が必要で、獅子頭も前歯が先端に近づくにつれて内側に反るように作るんだよと教えてもらいなるほどと思った。
制作後、自分のカバンに入れてあったナッツを食べたらうまかった。ナッツと桐の木の触り心地がなんとなく似ているからそう思ったのかもしれない。