今日は石川県加賀市の小学校で3年生向けに、「獅子舞」をテーマとした、ふるさと学習の授業をさせていただきました。コロナで実施できるかハラハラドキドキでしたが、実現できてよかったです。
意外なことに「加賀市には獅子舞が5つくらいしかない」と思ってた子どもも多かったのですが、127もあると知って「え!こんなにあるの?加賀市すごい。」と皆驚いていました。獅子舞という視点から、地域について考える面白さを地元の子供達に伝えられて良かったです。
また、獅子舞は今担い手不足である上に、コロナ禍で獅子舞ができている地域は少ないです。それでも工夫を凝らして継承している大人たちについて話すとともに、地域にとって獅子舞はどういう時になぜ必要とされるのか?というお話もしました。
言葉を噛み砕いてわかりやすく説明するのは難しく、僕個人としても「獅子舞とは何か?」という本質的な意味をもう一度見つめ直す良い機会にもなりました。漢字はあまり使わず写真や動画をたくさん見せました。
最終的には、「獅子舞をやってみたくなった!」と感想を言ってくれる子どもたちも多くて嬉しかったです。やはり、小学生は反応がよいです!ぜひまた他の小学校でも授業やってみたいですね。
今回の加賀市滞在は短く明日で帰ってしまいます。今後は加賀市の全地区会館に掲示する獅子舞ポスターの制作、獅子舞の本の制作、美術館の展示企画などいろいろ少しずつ動いているので、また報告させてください。