絆家シェアハウスhitotokiに2週間滞在した。
9月21日から10月5日まで。
インターンシップで大阪に行くことになり、住むところを探した結果、
たまたま友人のSNS投稿を見て、このシェアハウスに行き着いたのである。
「本と、旅と、珈琲と。」
3つとも、僕が好きなものだ。
迷うことなく、滞在希望の連絡を入れてみた。
フタを開けてみれば、
今までで最も濃い集団生活となったと言っても過言ではない。
研究者、世界一周した旅人、芸人、放浪者、アーティスト、経営者、モデルなど、それぞれがそれぞれの道を極める表現者。
個性豊かなメンツと話していると、自分の視野が四方八方に揺さぶられ、
知的好奇心の枚挙にいとまがない。
2週間が始まるワクワク感、
住民と交流する楽しい日々、
終わった後の夢のような喪失感。
この最高に充実したシェアハウス生活の魅力を、
この記事で端的にお伝えしてみようと思う。
絆家シェアハウスhitotokiとは?
絆家シェアハウスのテーマは、「第二の家族を作るシェアハウス」だ。
株式会社絆家のオーナー・平岡雅史さん(まーしーさん)を中心に、2011年から運営がスタート。現在東京や大阪を中心に約10棟ほど展開されている。
「アーティストがつながる」、「国際交流をする」、「就活をする」など、様々なテーマのシェアハウスがある。
その中でも僕が滞在した「絆家シェアハウスhitotoki」は、「本と、旅と、珈琲と」がテーマになっており、比較的旅人が多いシェアハウスだ。
リビングの中央にある木の周りに人が集まる「人と木」には、毎日の「一時」を大事にするという素敵な想いが込められている。
シェアハウスのメンバーは他のシェアハウスに無料で宿泊できたり、他のシェアハウスのイベントにも参加できたりと、交流が広がるのが特徴だ。
住人同士を結びつける魔法とは?
①テーマと空気感がハイセンス
「本と、旅と、珈琲と。」
本が好きな人、旅が好きな人、珈琲が好きな人、どことなく共通項があったからこそ、
会話が弾んだというのも少なからずある。
そして、これらのテーマに見合ったデザインにも注目してみると面白い。
本棚には旅の本がたくさん置いてあって、けん玉や古書やコップがレトロでおとぎの国に迷い込んだかのごとく遊び心があり、本当にめんこいのだ。
そして、ドライフラワーや、リビングの木や、木材の机と椅子のような心安らぐ自然の存在、キリンのぬいぐるみなどの癒しがあり日々のざわめきを落ち着かせる。
そして、明るいけど温かみのある照明が住人達の心を包み込む。
このようなおしゃれでハイセンスなデザインの中で、自分が面白いと思う人生を精一杯生きている魅力ある住人達が集まったというだけも、交流したくなるのに十分な理由があった。
②役割意識がある
まずシェアハウスに入居した時、何人かが積極的にコミュニケーションを取ってくれていたので、とてもシェアハウスに馴染みやすかった。
おかえり、ただいま、おやすみ、おはよう、行ってきまーす、日々の何気ない会話から住人としての第一歩が始まる。
今日どこ行くの?いつかえるの?パーティやるよ?どんどん会話が広がって行く。
そのほかにも、料理を作ってくれる人、ボードゲームを積極的に誘ってくれる人、掃除とか片付けを影でやってくれている人、ピノをさりげなく買ってくれている人(笑)、自分ができないようなことをみんなが補って精一杯こなしてくれていて、毎日毎日感謝の気持ちでいっぱいだった。
人の役に立つこと、人を頼ること、人と人との関わり合いが日常の豊かさをつくり出しているという、当たり前のことを気づかせてくれる場所だった。
③あだ名で呼び合う
普段何気なく使っているので気づかないかもしれないが、この「あだ名」というのがとても重要な役割を担っていたように思う。
年齢性別趣味興味、境界は何もなくて、シェアハウスという新しい家族の一員だと認識させてくれるのが、この「あだ名」であった。
ちなみに、僕のあだ名は「ぎょうざ」だった。
このあだ名の由来は、僕の下の名前が「行真」で、本当の読み方は「ゆきまさ」なのだが「ぎょうき」と読み間違えた人がいて、「ぎょうき」は読みにくいからということで「ぎょうざ」になったのだ。
餃子は個人的にあのヒレっぽい複雑な形と、モチっとした粉物の食感が好きなので、良いあだ名だなと勝手に思っていたのだが、ともかく、親しみのあるあだ名をつけてくれて嬉しい。やっぱりあだ名って重要だと思う。
シェアハウスに住んでみて感じたこと
ぼくはもともとシェアハウスなんて住めないと思っていた。
なぜなら、プライベートな空間がないとすぐに疲れてしまう人間だから。
でも、きちんと個室があるし、それ以上に「交流することがとても楽しいこと」だと思えてそれが自分自身の再発見につながった。
もっと人のことを知りたいし、みんながどんなことを考えているか知りたいし、
みんな個性豊かなメンバーだからこそ会話をすることが楽しかった。
たとえ会話するのが苦手な人も、自分と全く違う違うタイプの人がいると思っても、違いとか多様さを楽しめる土壌があると感じた。
それは旅人が多いシェアハウスならかもしれないとも思った。
また大阪を訪れる際にはこの「絆家シェアハウスhitotoki」にぜひ遊びに行きたい。
けん玉でも遊べる!
部屋は、個室タイプもドミトリータイプもどっちも選べる!(上記はドミトリー。きちんとプライベート空間は確保されています。)
僕はこのシェアハウスの魅力を発信する「SNSアンバサダー」でもあったので、
日々SNSでも発信していました!ぜひこちらもご覧ください🎵
チェキでとった写真いい感じ♫
— 稲村 行真 (@yukimasa3858) September 27, 2018
みんなのポーズかっこええ。
僕の写真は手が妙に強調されていてカニのようだ。
==================
▼ 「本と、旅と、珈琲と。」
絆家シェアハウスhitotoki ▼https://t.co/tyVMgi9NvM#絆家シェアハウス #シェアハウス留学 #シェアハウス
================== pic.twitter.com/YMQcZtHMcK
昨年、僕が運営していたシェアハウスに関する記事はこちら🎵
今はなき「ヒラヤマちべっと」が懐かしい。
今後またおもろい場づくりしていきたい!と再び決意した。