こんにちは、
今日は写真多め、文章は短文で。
愛媛県佐島には、『島四国八十八ケ所』というのがある。
佐島にも八十八ケ所があったのか!
由来は定かでないが、巡礼路であることは確かで、自己対話や健康増進といった目的で巡る旅人が存在した。
最大の特徴は、四国八十八カ所や、シルクロード、コンポステーラなどとは違い、佐島という一つの島で1日で完結するライトな巡礼路であるということである。
今回は、「島四国八十八カ所の現状をチェックしてくる」という調査も兼ねて、冒険気分で回って来たので、その時の様子を共有する!
79番から、84、80、5、4、3、2、1、10、6、11、14、13、16、17、15、20、19、18、69、74、65、64、63、62、61、57、56、55、52、54、53、51、50、49、48、47、46、45、44、43、42、41、40、26、27、25、24、23、22と回ることができた。
数字順に並べると、
1、2、3、4、5、6、7、8、9、10
11、12、13、14、15、16、17、18、19、20
21、22、23、24、25、26、27、28、29、30
31、32、33、34、35、36、37、38、39、40
41、42、43、44、45、46、47、48、49、50
51、52、53、54、55、56、57、58、59、60
61、62、63、64、65、66、67、68、69、70
71、72、73、74、75、76、77、78、79、80
81、82、83、84、85、86、87、88
結果、赤字のところが発見できなかった。
道が竹やぶになっていたり、背丈以上の草で、行く道を阻まれた。
近所の方に聞いて回ったものの、「ここは元は住んでいる人がいたから、道があったのだが。」という声も多かったが、今ではジャングル状態。
もしくは、道すら見当たらず、もはや見当がつかないというものもあった。
1日という制約の中での徒歩の旅だったので、粘れば見つかったかもしれない。
これは今後発見できたらぜひ教えていただきたい。
それでは、早速様子を振り返ってみる。
基本的に、上記の道は、昔の山道の地図である。現在の道路とはほとんど全くかけ離れているので、道なき道が多い。
そんな時、考えることは一つ。
1本道があった場合、A方向とB方向という2つの方向から目的地を探す。
例えば、45番蛸崎を目指す場合、50番福羅付近A方向から目指すか、40番大嶽付近B方向から目指すかの2択があり、一方を試してみてだめだったら、もう一方という風に探し当てていく。
まずは、簡単な七十九番から始める。
第5番(道路沿い)から1番までは、竹に覆われた山道を進む。
道路脇にある。
道路脇の道なき道を草をかき分けて進む第11番。
家の敷地内に入っていく、第14番。
第14番の裏手の山の上の方にかすかに、石柱が!
これが13番。
この先は、かすかに獣道があったが、危険だと思ったので12番は断念。
こちらは、道路脇。
第二十番は海の目の前。
この辺は、よく吠える犬が見張っていて、追いかけてくるので、注意が必要。
見つかったら、走り去るべし!
道路脇の69番。この先は、竹やぶジャングルで、60番台後半は断念。
62番を越えると道なき道の登山が待っていた。
横峰山の山腹を横断する。
ここら辺から、いよいよかすかに残る山道。
第61番は山の斜面にたつ祠がかすかに見えた。
道は、奥深さを増す。
第57番近くにひらけたところがある。
この先はジャングル。森をかき分けて進む。
これとかやばかった。
第53番からは、かすかに車道が残っていて安心する。
近くに古墳跡があるが、林に埋もれている。
第50番付近からは、海岸沿いを進む。
とても美しい景色だ。
第48~49番は、コンクリートで波から防いでいる。
第40~47番はコンクリートで固めたところに一箇所に集めてあった。
蛸崎からは、海岸線沿いを大冒険してみた。
石の崖とかあってサバイバル気分だった。
個人的にワクワクするが、観光ルートとしては今の所お勧めできない。
途中どでかい流木に遭遇。
26番もコンクリートに固められていた内側にある。
27番の先は、道がなかったので、引き返した。
結局なんだかんだ言って、9:30にスタートして、16:30にゴールできたので、コンパクトな八十八ケ所巡りだったと感じた!手軽に、八十八ケ所巡りをしたい人にとっては良いかもしれない!途中かなりハードな山道や海岸線はあり、ルートとしては現状では、道路沿いのもののみ、おすすめできる。観光協会か、健康推進課の方、地域のボランティアが入ることで、八十八ケ所のルート再生も現実味を帯びてくると感じた。
巡礼の楽しさは、冒険のときのワクワク感と、祠と石柱を発見した時の達成感がなんとも言えない。途中は自分を見つめることができるのもいいなと感じた!
スタート&ゴールはここでした。
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