多摩地域の自治体の空き家・空き店舗対策についてメモ書き

自治体が空き家を紹介するときは、すぐに売れちゃう空き家だと不動産屋が入ればいいので、それ以外の空き家を取り扱っている。賃貸価格や初期投資が抑えられる場合が多いことが魅力で、あとは立地的にどう人を集めるかというところ。

 

◯東京都日野市

都市計画課が、空き家を把握して、使いたい人と大家さんをつなげてくださっている。基本的には、地域に開かれた形での活用を推進している。地域活動については、地域協働課に相談することができ、助成金も条件によってはもらうことができる。

(http://www.city.hino.lg.jp)

 

◯東京都八王子市

市役所は空き家把握段階にあり、とりわけ空き家活用が進んでいる印象はない。ただ、株式会社まちワイが、空き家・空き店舗等活用に積極的に取り組んでおり、カフェ兼イベントスペースの古民家「となりわ」がオープンしたばかりだ。

(https://tonariwa.jimdo.com)

また、まちワイは、一坪チャレンジショップも運営しており、新しく事業を開始したい人が気軽に借りられる場所を整えている。(http://www.shopper.jp/w/2017/07/07/空き店舗を活用した一坪チャレンジショップ-「は/)

 

 

◯東京都昭島市

市役所は都市計画課が、空き家を把握調査中。空き店舗は、駅近くの商店街でのみ、いくつかお店としての利用で物件紹介をしている。

 

◯東京都奥多摩町

空き家バンクが立ち上がっており、HPで使用可能な物件を紹介している。ただし、居住することが条件となっており、例えば事業として利用したい場合は、借主がその空き家に住まなくてはいけない。(http://www.town.okutama.tokyo.jp/kurashi/sekatsu/sumai/akiya_bank/index.html)

 

今後も引き続き、多摩地域の自治体の空き家活用に対する取り組みについて、情報を集めていく。

 f:id:ina-tabi:20171204125759j:image