獅子頭制作 7日目

本日、茨城県石岡市での獅子頭制作修行7日目。今回の工程はこんな感じ。

・眉毛を彫って取り付ける
・頭に木を組んで取り付ける
・眉毛に木を足す

今回は久しぶりに彫るよりも切る動作が多かった。自分はまだまだ1ミリ単位の正確性が足りず、一度切り直しになった。ノコギリは力を入れようとして引くのではなく、ただ動かすような意識でやることで、正確性はあがりずれることがない。ノコギリは大きなものだけでなく、小さいサイズのものもある。ただし、上からストンと切る場合は大きなもので切った方がやりやすかった。

また、クランチを初めて使った。ボンドをつけたところはクランチでしっかり挟む。挟むところを上に向けることで、クランチが出っ張らずに獅子頭を持って帰ることができるなど、機動性があがる。

眉をつけてから、ザクっと幾つもの木組みを切るところが1番神経を使った。目にかからないような角度でザクっときる。ここで、滑らかな輪郭が出てくる。人間の表情もそうだけれどら眉がくっきりしてくると格好よい。獅子頭に感情が乗っかったような感じがする。次回はここを整えるなどの工程を行うことになるだろう。