いま、古民家周辺の地図を作成している。地図を作成する意図は3つある。
1つ目が、古民家に来る人が迷わないようにするため。
2つ目が、古民家に来る人が、最寄り駅から古民家までの長い道のりを楽しめるようにするため。
3つ目が、地域の魅力を再発見するため。
もともと発想の原点は、2年前に大学のプログラムで石川県の能登半島に行き、ファンキーMAPという地図を作ったことである。その地図は、地域の魅力的な資源を地図に書き入れ、どれだけファンキー(面白い)かを5段階で表すというものである。それによって地域の魅力が再発見されたという経験がある。自治体がお金をかけてきた観光客向け施設よりも、道端のカカシやお地蔵さん、個人のお店の方がファンキー度が高いという結果になった。その結果から、若者、よそ者目線が分かった!と地域の方には評判が良かった。
それならば、今回も地域の魅力をよそ者目線から可視化しようということで、まずは、先月に街歩きイベントを開催した。
この時に、参加者の皆さんに発見していただいた魅力をもとに、MAPを作ろうとしている。
そして、今はMAPの土台を作っているところ。
今回はどんなMAPになるのだろうか。
ゴミでもくっつけて、アートにしようか。
来訪者が付せんに魅力を書き入れ、ペタペタ貼って行く方式にしようか。
発想は膨らむばかりだ。