稲村行真の旅してみんか。

個性的な旅をしております。

古民家冒険Project序章まとめ

東京から石川までの徒歩の旅を終え、ヒッチハイクで東京都日野市の古民家に戻って来た、古民家冒険家の稲村です。

今回は、旅の学びについておかたく書きます。

 

自分のやりたいことは、シンプルに人を楽しませることだ。なぜなら、自分以上に日常生活が楽しくないと感じている人が圧倒的に多いと感じるからだ。ある人は、日常生活楽しいことより楽しくないことの方が多いと言った。やりたくないことばかりやっている人がたくさんいる。それは、なんだかもったいないなと。もったいないという視点から、企画は生まれる。企画はもったいないを解決するツール。であれば、企画によって、人生を楽しく生きられる人を増やしたいのが、自分のやりたいこと。

 

楽しく生きるには、環境が大事だと考えている。どんなところでどんな人と付き合うかが、大事だ。自分はカービィのようにいろんな人の性格を吸収するところがあるから、なおさらそれを感じる。だから、自分は場づくりを企画して、楽しく生きられる人を増やしたい。

 

企画とは、人を喜ばせること。何かと何かを組み合わせて面白いものを創るみたいな発想をするのが、企画。多分野に興味ある人が強い一方で、何かに根を張ってこそ良い企画ができるというもの。だから、自分は企画の第一歩として、空き家になった古民家に着目した。空き家は使えるのに使われずになっているのがもったいない。そんな物件が現状、どんどん増えている。しかも、自分はその中でも古民家の雰囲気に惹かれていて、伝統的で価値ある物件が荒廃しているのがなおさらもったいない。だから、空き家になった古民家で、企画によって、楽しい場づくりを行っている。

 

今回の旅の趣旨はこうだ。

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①次のアクションをつくる。

石川県加賀市という、山海街に古い街並みが残り、たくさんの魅力的な方々がいる土地で空き家になった古民家を使った場づくりを企画したい。そのためにもたくさんの応援してくれる人が必要で、まず自分のことを知ってもらう必要があった。

 

②企画の質を上げる。

すでに、古民家を使って面白いことをやっているところを1日1軒以上、合計約30軒取材してまわった。なるべく今までメディアなどで取り上げられてこなかった物件を選び、自分が全く知らなかった活用方法に触れた。それは、徒歩の旅だからこそ偶然物件に出会えたというのもあるし、地域の不動産屋に電話するなど地域の人に接触することで物件を知ることができたということもあり、偶然の連続だった。自分は予定調和が好きじゃない。だからこそ、そうやって、新たな視点を得られる工夫をするようにしていた。

 

③楽しく生きている姿を伝える。

楽しく生きている人は少ない。だから、自分の好き(古民家)と得意(歩くこと)を生かして、自分らしく面白く楽しく生き、困難でさえもポジティブな意味合いがあり、楽しく生きられることを広めてみたかった。

 

この旅をやったことで、自分の成長にも繋がった。

①決断の感覚を磨いた。

自分は、準備がニガテだ。あまり、考えずに何かをはじめるところがある。しかし、今回の冒険は経験したことのない未知の領域だった。だから、足とか天候とか、危険だなと思ったら引き返すとかそこで止まるとか、そういう判断が必要になった。北アルプスをこえるとき、大雨で次の集落まで3時間かかり、あたりは真っ暗。そんな中で、20分引き返して、その日は進むのをやめたという選択は正解だった。人生は選択の連続で、選択こそが人生だから、そういう感覚は絶対に養った方がいい。

 

②得意を磨いた。

自分は歩く事が得意だ。もっといえば、身体能力的なところが半分、精神的なところが半分、それぞれがバランスよく機能している。それでも、やはり1週間目は距離的に未知の領域への挑戦だったので、辛かった。体と心が対話していて、ここで止まるべきか、いや、まだ行けるでしょうということの繰り返しだった。一日中ほとんど他人との対話ではなく、自分の中での対話が繰り広げられた。しかし、1週間を超えると、身体的にも精神的にも軽くなった。なんだか、歩くことが呼吸をするように当たり前になり、起きたら歩きはじめ、日が沈んだら寝るという感じだった。人間の本来の感覚を取り戻したかのような感じだった。この感覚が得られたのは収穫だ。

 

③頼ることを知った。

人は、何かをしてもらうことに対して、本当に申し訳ないという気持ちになりがちだ。とくに日本人はスミマセンが口癖だから尚更だ。ご飯を奢ってもらい、洗濯をしてもらい、シャワーを使わせてもらった時は、本当に申し訳なくてなにか自分もさせて欲しいという気持ちになった。同時に、一見物乞いのようで、情けなくもなった。しかし、基本的にはたくさんギブしてもらったら自分も後々余裕が出た時にギブすればいいし、そういう余裕が後々出来るためにも今回のギブがあったんだとわりきるようになった。お礼はきちんとして、その場で出来る最低限のことをやって、あとはありがとうございますでいいんだなと思えてきた。この感覚は、意外と受け入れるのが難しいから経験できてよかった。

 

次に夏頃に、加賀に行く時には、まず加賀の中で空き家になった古民家を調査する古民家冒険をやりたい。そして、後々の場づくりをする1棟の古民家をきちんと決めていきたいというのが今の予定。さて、次はどんな旅になるのだろうか。

 

また、新しい古民家冒険の依頼や、トークイベントの出演なども大歓迎なので、ぜひお誘いください。