日野駅前でトークショー!

おつかれさまです。

古民家冒険家の稲村です。

今日は、古民家冒険の物語含めた活動全般的なお話をトークライブと座談会という形で、日野駅広場でさせて頂いた。

 

毎月、日野駅前で行われるキャナルマーケット。 

大人も子供もたっくさん。

うまい駄菓子屋お酒もたっくさん。

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その一角に、ブースを設けて頂く。

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18:30~約30分ほどの個人プレゼン。

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それから、キャナルマーケットの運営の皆さんと座談会。

 

旅と暮らしの境目についてどう考える?みたいな話とか、空き家活用において場所が先がやりたいことが先かみたいな話とか、コミュニティづくりの未来みたいな話の意見交換をする。

 

20:00でトークショー&座談会&マーケット終了。とても、充実した日だった。

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こういう、人の流れのある全く繋がりのない人にもリーチできる場で、お話させてもらえるってのは自分にとって多くの人に活動について知ってもらえるきっかけになるので、ありがたい。

今後も、トークを磨いて様々なところで、お話させていただきたい。

 

古民家についてマンガで表現してみた。

まずは定義から。

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古民家の定義って人それぞれ捉え方があるので、違っていいはずだ。古民家を定義付けるというのは仕事上の区分けにすぎないが、僕は仕事をしていて区分けをする必要性に迫られていないので、かっちりした定義を設けていない。古くて木造であると主観的に捉えられれば、それは古民家なんだと個人的には考えている。

 

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古い=愛されてきたと考えれば、古民家というのは世の中の家の中でも最高級に愛されてきた物件といえる。なんにでも言える事だが、「愛されてきた」には必ず理由がある。古民家に関していえば、その土地の自然の産物を使って作る事で、より環境に適応して、生態系に配慮した持続可能な家づくりを行ってきた。その土地ならではの形態の家が生まれ、農村、漁村、城下町など、それぞれの暮らしにあった使いやすい家の形が生まれた。気候や風土によって、気温や、風の強さなどを考慮した家づくりが行われた。こういった人々の営みに合った合理的な造りが、古民家が長く使われてきた根拠である。現在では、それに代わって、多くの西欧建築が輸入されてきた中で、日本らしさを再確認したり、発信したり、一風変わったオシャレ感というまた違った文脈で、残され、愛されている側面がある。個人的には、古民家という概念そのものが、西欧建築の輸入とともに浮かび上がってきたものなのではないかと考えている。

 

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古民家というのは、ひとつのツールだ。

僕がやりたいことは、「人々が自己実現に向けて、楽しく生きられる場を創りたい。」ということ。楽しく生きるには、「人の日常」の中に「場」を作ることで、環境を整えることができ、自己実現が出来るという考え方である。つまり、古民家の専門家になりたいのではなく、古民家の特性を生かして、場づくりを行いたいのだ。古民家には、個室という概念が薄いので開放的な空間設計ができたり、木を基調としているので気分が安らいだり、日本らしさ故にインバウンドとの相性が良かったり、などという特徴がある。このような特徴を十分に生かした場づくりを企画していきたい。

 

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仕事のスタンスは、古民家を保全するだけでなく、その先に、面白くワクワクするものを創り出していくということ。古民家に関わる人は伝統を守るという考え方の人が多いけど、自分は、残すものは残す一方でよりクリエイティブであることを大事にしていきたいと考えている。伝統にとらわれることは無関心を誘うことでもあると考えていて、伝統的なものにこそクリエイティブの精神で挑みたいとへそまがりにも考えてしまう。

 

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古民家は土地ごとに、個性的な顔を見せる存在で、それが街の面白さ、ひいては街並みの面白さとなっていけばすごくいい形になると考えている。今後も地域発展や、まちづくりという文脈でも古民家を捉えていきたい。

 

古民家で場づくりを企画する先に、どのような展開があるかは想像出来ない。一歩一歩懸命に着実に進んでいくだけだ。人口減少という、日本の歴史の中でもまれに見る出来事に遭遇している今、空き家や高齢化などの社会問題が続出して、知恵や文化が減る時代である。しかし、世界的な枠で考えれば、人口減少はしていない。そういう大きな流れの中で、自分の立ち位置を把握して、ニーズに答え、世の中にとって価値ある人間になっていきたい。少なくともこれから手がける物件を点ではなく面で捉えて活用したいし、ビックプロジェクトにしていきたい。まだまだ考えるべきことはたくさんある。

今日、チャリに乗ってて、惹かれた風景

多摩地域の北をチャリで走っていたら見かけた惹かれるもの。

 

古民家農園の入口にあった木の秘密基地。木の中に入れるらしい。

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中には、ちゃんと人が座れるように切り株がある。キュートだ。

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ボロボロだが、800円の主張がものすごく強い駐車場。どことなく味がある。

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武蔵村山市

この市は、電車が走っていないのに、市であるところが特徴的。

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モノレールを通したいみたいだが、通したらどことなくもったいない気もする。

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市役所には、多摩都市モノレール推進担当という部署まである。

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うどんとねぷたが観光資源のようだ。

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何気ない一つ一つのことに意味があり、発想につながる種になる。そういうことを考えながら日常過ごしていきたい。

 

 

歴史上の人物の伝記10冊以上読んでみて感じたこと

最近、伝記を読むことにハマっている。

小学生が読む漫画がちょうどいい。伝えたいことがストレートに簡潔に伝わってくるからだ。僕が興味を持っている歴史上の人物15人の伝記から学んだことを書いてみた。自分だったらこういう人生楽しいかな?という視点で読み進めてみた。

 

A. 万能の発明家

(レオナルド・ダ・ヴィンチ、平賀源内、エジソンなど。)

レオナルド・ダ・ヴィンチは、非常によく気付く人で、なにかに取り組み始めるとコツコツと謙虚に学び、すぐにいくつもの分野の専門家になってしまう。そして、興味に対する優先順位を付けなかったのか、物理的にも思考的にも忙しすぎたのか分からないが、愛人を作らなかったという事実も考えさせられる。これは、ニュートンや平賀源内も同じと言われる。見たものしか信じないという考えのもと、絵画、軍事、音楽、演出、都市計画、建築、地理、医学といった半端ないくらいたくさんの分野の専門家になった。作品が完成せず、実績としてなかなか評価されない日が続くが、後世になって実現されたものが多数で、当時としては未来人のような人だったのかもしれない。

エジソンは、ダ・ヴィンチに比べると手を広げ過ぎていないものの、発明の量は半端ない。なぜ?と問い続けることが習慣化していた故に、知識量は膨大で、日常の些細なことによく気がついた。あと、触れておきたい事項として、事業家として決める力があったことはもっと特筆されるべきだ。稼いだお金は的確に実験など次に繋がることに投資しているし、工場と研究所を持っていた時に、研究所に選択と集中をかけているし、愛人に一目惚れしてすぐに結婚を決めている。アイデアマンは情報量がかなり膨大故に決める力が弱くなりがちだが、エジソンにはそれを感じさせない決める力がある。これは本当にすごい事だと感じる。

万能な人とはいえども、一番最初は、なにかに根を張っている点も見逃せない。レオナルド・ダ・ヴィンチは絵画、エジソンは電信技師から、キャリアをスタートさせて、いろいろな場所を転々と仕事をして成功を収めている。

 

B.夢を追う人
(ウォルト・ディズニー石ノ森章太郎円谷英二ニール・アームストロングなど。)
子供達にワクワクや夢を届けられる人生は、本当に楽しそうだ。自分自身が何よりいつもワクワクしている。人々が望むものを世界観としてつくりだし、娯楽として楽しんでもらうという感じ。ウォルト・ディズニーは、ディズニーランドという場作りが世界観を象徴していて、アニメーションの世界を変えた人。

石ノ森章太郎は、漫画のプロで、円谷英二は、特撮のプロ。ウォルト・ディズニー同様に、夢やワクワクを追求するのは本当に楽しそうだ。

ニーム・アームストロングは、運の世界の中でどれだけ準備ができるかということを懸命に考えた人だったろう。月に

着陸するという、人類の夢を体現したというのはものすごい成果だ。

 

C.世の中を解明しようとした人
(伊能忠敬シートンキュリー夫人など。)
とにかく、探究心が強い性格。
伊能忠敬の原動力は、渇望感であったという。とにかく見てみたいという好奇心で、天体観測や、日本全国の測量を行なっている。1歩69センチで歩くとか、1日10里(約39.27km)を歩きしかも夜は日記と天体観測を続けていたとか、総移動距離は地球一周分の4万キロだったとか、聞くとかなりストイックに偉業を成し遂げたことがわかる。古民家冒険にもすごい参考になる。
シートンは、動物と人間の共生というビジョンのもとで、文章、絵、講演、ボーイスカウトといった様々な手段でメッセージを伝えた動物の研究家でありながらジェネラリストタイプ。

キュリー夫人は、亡くなった際に、放射能で覆われていたというエピソードから、専門家としての誇りを感じさせられる。

 

D.ビジョンで人を動かす人
(ナポレオン、スティーブ・ジョブズクレオパトラガンジー、ココ・シャネルなど。)
戦乱の世を生きた人は、現代では想像を絶するような、ものすごい時代を生き抜いてきたことが伝わってくる。
ナポレオンは貧しさの中で、学問を丁寧に習得して、研究を疎かにせず、戦ってきたことが常勝の要因となったはず。常勝を作りだすと、負けが目立つし、権力を持ちすぎてしまい反対勢力をつくってしまうという点から、軍人や政治家の幸せについてものすごく考えさせられる。

一方で、スティーブ・ジョブズは、我を通して、好き嫌いをハッキリさせて、大きな組織を導いた、リーダー。好き嫌いが激しいので、人とよく衝突したが、伝える力があったからこそ人を動かすことが出来たのだろう。「他人の人生を生きないで、自分の人生を生きる」、「他人と違う考えを大事にする」、といった考え方はものすごく共感。

クレオパトラは、当時世界で最も勢いのある権力者であるカエサルアントニウスという2人の男性を虜にした。バイリンガルで、明瞭な声と威厳、美貌含め圧倒的な魅力を武器にエジプトを救った。ローマとの協力というビジョンのもと、政略結婚と個人恋愛とに揺れ苦しんだ。

カエサルとの恋愛は政治が恋愛の成就を阻んだが、アントニウスとの恋愛は成就したものの国を滅ぼした。これほどまでに、世界を動かした美女は歴史上なかなかいない。謎に満ちていて真相は分からないが、アントニウスとの晩年の恋愛はクレオパトラ個人としては幸せだったのではないか。

ガンジーは、非暴力・不服従をビジョンに掲げ、民族や宗教の対立など多くの平和に対する根深い問題にアプローチした。ビジョンは、問題解決のとても本質的な部分で、すごく考えさせられる。

ココ・シャネルは、体の動きを妨げない着心地のよい服というビジョンのもとで、ファッション業界を変えた人。

 

E.導いた人

(諸葛孔明二宮尊徳真田幸村など。)

何か軸を作って、それをどこかの組織に入り役に立って成功した人。軍師や、コンサルタントのイメージ。

諸葛孔明は、弟子入りして学問を極めて、劉備の軍を天下三分の一角となるまでの勢力に押しあげた。その判断力と適格な指揮や交渉力は特筆する。本当に混沌としすぎた時代故に、弟子を育てることや、漢王朝を再興させるというビジョンに関しては、結果が出なかったものの、生き方そのものにメッセージ性やかっこよさがあると感じた。

二宮尊徳は、人がよすぎる家柄故に貧しく、苦労したため、節約する術や学問を身につけた。それによって家が復興して、その資金繰りの手腕を他の地域の再興に役立てていった言わば、農村復興コンサルタント。正しく生きれば、人々は認めてくれる。道徳の考え方からもとても尊敬できる人。

真田幸村は、とにかく大企業を転職しまくったみたいな人。大企業だから意見通らず、もったいない。特に最後の大坂の陣では、その傾向がある。あそこまで義を貫くと、サムライとしてのプライドが保たれる。日本一の兵としての武勇が構成までも語り継がれるのも、あの未完の大器の生き方そのものだろう。義に縛られない自由さえあれば、もっと違う生き方はできただろうにとは思うけど、当時としては誉れだったろう。

 

F.挑戦をした人

(植村直己杉原千畝など。)

生半可で出来ない圧倒的な決断と挑戦は人を感動させる。かなりエッジの効いた決断によって有名になった人物について考えてみる。

植村直己は、運動が決して出来る人ではなかったのに、5大陸の最高峰を制覇した努力家。慎重に危険に対する備えを怠らなかったひたむきさはすごく勉強になる。あれほど、慎重な人が最後のマッキンリーで遭難して、消息不明になるエピソードは、ものすごく印象的で考えさせられる。

杉原千畝は、子供時代に戦争の酷さを知って、世界を平和にすることをビジョンとして、語学という得意をとことん生かした外交官。日本政府がNOと言っているのに、6000人のユダヤ人にビザを発行した勇気は本当に心を打たれる。その決断によって家族共々苦労したが、後に報われて、多くの人を感動させたその生きざまには本当に惹かれる。

 

自分の中で、最も参考にしたい生き方はシートンだ。幼い頃から考え続けてきたことを節約生活しながらも形にして、好きに対する探究心を持って冒険して、それを仕事に生かした。その探究心が認められ、仕事が少しずつ舞い込むようになり、挿絵、研究、講演会、ボーイスカウトとビジョンを広めていった形だ。まずは、仕事になったのが挿絵だった。人間中心主義のなかで、自然主義的な思想をもった。例えば、普通の人なら狼をしとめた人間を描くのが、シートンは人をしとめた狼を描いた。こういったスタンスが、自然との共生というメッセージをもたらし、マイノリティと考えられたことを大衆化・一般化させた。こういった時代の大きな潮流でないもの、資本主義の文脈で語られないものをどう形にして行くかというのは、自分にとって参考になる。

 

さて、これからも伝記は読みつづける。

どんな偉人と出会い、どう感じるのか?

これからも楽しみだ。

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物件活用のアイデア①「歩いていたら思いつきました、ツライは価値だ」

1.客を待たせるレストラン。
お客さんはおやきをたのしみに席につく。どんなおやきが出てくるのだろうか。メニューはおやきのみ。10分たっても出てこない。30分たっても出てこない。やっと1時間たったら、おやきがでてくる。そして、パクリと一口食べる。うまい、美味すぎる。おやきはできたて1分以内がうまい。冷凍でチンしたものはおいしくないし、しかも普通、膨張剤とか入っている。でも、このレストランででてくるのは、おやきにのみこだわりをもった、真心こもった、不要な添加物は一切入っていない、シンプルかつクリエイティブなおやき。さつまいも、かぼちゃ、あんこ、時々せんべいとか意味わからないものが入っている。このレストランのキモはとにかく待たせることと、とにかくおいしいものを出すこと。待っている間は、退屈しのぎができる仕掛けを用意する。どれだけうまいおやきがこれから出てくるのかのストーリーをとことん語る。そして、お客さんの悩みを聞く。「その悩み、おやきで解決できますよ!」とテキトーな返事を毎回笑顔で返す。今か今かとおやきの仕上がりを待ち続けて、食べる一口の美味さは、何にも変えられない美味しさがある。こんな感じのレストランをやってみたい。


2.とにかく暑い宿。
鍋って熱い熱いふーふーと冬に温まりながら食べるもの。でも、夏にも鍋って食べる時は食べる。同様に、夏に暖房入れまくった部屋を完備した宿をやってみたい。汗をダラダラに流す。ドミトリーで今日あっついですねー、と客同士がうちわをあおぎはじめる。一緒に汗をかき、困難な状況を共にした人同士は、仲良くなる。宿を出る前に一緒に気持ちいい檜風呂にでも入る。そういう宿をやってみたい。

 

3.ひたすら歩く宿。

駅から宿までの道のりを調べるとなんと歩いたら1時間あるではないか。不便なとこだなー、と思っていると、宿から電話がリンリンと鳴る。いまから、迎えに行きますから待っててくださいといわれる。車で迎えに来てくれるのかと思っていたたら、1時間がすぎ、なんとおばあさんが歩いて迎えに来てくれる。さあ、行きましょう、と白紙のノートを手渡してくる。歩き終える頃には、このノートがあなたの宝物になりますよ、と意味深なことを言う。それから、宿までひたすら1時間歩く。道中出会った人に、おばあさんは声をかける。ほれ、今日は若い子が来てくれたぞ、とおばあさんは自分のことを紹介してくれる。お土産をもらう。じゃあ、今日であった記念に、なんかメッセージでも、と言ってメッセージをノートに書いてもらう。道中、お地蔵さんにひょっこりであったり、綺麗な景色や草花に出会う。ちょっとしたところに魅力が潜んでいることに気づく。やっとこさ宿について風呂にどっぷり入る。ビールがうまい。そんなこんなで、歩くことが地域の魅力の発見や、日常のちょっぴりした幸せを感じられることに繋がるようなことをしてみたい。

 

みなさん。困難は見方を変えれば楽しくなるし、なんでも捉え方次第。何か困難が楽しくなるような面白いことしませんか?

 

庭の畑が雑草でボサボサに。

雑草抜きもなんか工夫しておもしろくしたいものだ。

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壁作りワークショップ&飲み会

6/28の近況報告。

知り合いの東京都日野市のシェアハウスが完成間近ということで、壁作りのお手伝いに行った。

 

木材がズラリ。

ホームセンターってトラック貸してくれるからよい。

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床が傷付いたり、汚れたりしないように、ビニールを貼る。

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これは、何でしょう。

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チョークの粉で、壁に線が引ける。

目印だ。

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壁にピタリとハマるように、㌢測ってノコギリでゴシゴシと切る。

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四隅に木材が必要だから、上と下だけ木材切ってビス打って、側面合わせて切ってビス打って、四隅が完成。

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間に縦2本横1本の支えを入れる。

一番右の縦棒は、継いで1本にした。

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あとは、上から両サイドから壁の石膏ボード貼り付けるだけ。

それしてもカッターでちょっと切ればバキッと割れるとは。。

とても簡単に割れるもんだ。

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ヤスリ買うのは勿体ないので、木材で擦って節約♪

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さて、ここで、用事があったので、次に向かう。完成どんな感じになったのだろうか。気になるので、今度行ってみよう。

 

次は、石川県加賀市のプロジェクト飲み。インド料理をつまみながら、加賀のお酒をたっぷりと飲み、それぞれの進捗を共有。料理とお酒うまい。古民家冒険の報告も行った。

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光る酒。

まぶしいすぎる。

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いろいろとプロジェクトが少しずつ動き始めていていい感じ。

 

7/8(日)夕方からは、日野駅前で古民家冒険のトークショーを行う。ちょこちょこと、冒険関連のトークをする機会も増えてきた。ぜひぜひ、今後もいろいろなところで古民家冒険のお話ができたらと思うので、お誘い頂けたら嬉しい。

最近考えていることを書いてみた。

1.今のうちに。

今のうちに〇〇って人生楽しんでいることになるのだろうか。「社会人になるから、今のうちに遊んでおこう」などなど。なにかに常に縛られているかのように思える。今も楽しむけど、明日も楽しみたい。ずっと楽しんでいたい。そう考えることはよくある。

 

2.お金について。

お金大丈夫?とよく心配されるが、お金の稼ぎ方は就職する以外でもいくらでも方法はある。もっと先を見据えて、いまお金になっていないことが、後からお金になるってことを考えたい。先にお金のことを考えると、人生の目的がお金になる。10年後には、1/2の仕事が刷新され、1/2の仕事が人工知能に取って代わられる時代に、5/7を既存の組織で働くのではなく、7/7やりたいことに時間を投資する。それが、今やりたいこと。

 

3.独立について。

特別な人だけが、就職しないで生きていけるみたいな考え方はしない。人間みなフラットで、必ず好きなもの、得意なこと、今まで経験してきたことがあってそれを追求すれば必ず仕事になるのに、それをやるかやらないかだけのこと。それは、年齢性別に関わらず始められる。赤ちゃんでも、100歳の老人でも出来るというのが僕の考え方。

 

4.大きな組織で働くことについて。

承認欲求高いんですというと驚かれる。では、なんで大企業目指さないの?と言われる。世間的に見たら、大きくて、有名な組織で、大きな仕事が出来たらすごいと評価されるところが少なからずある。でも、大企業に入ったからといって安定はないし、縦社会にはできる限り生きないのが僕の考え方。縦社会には、没個性や縛りの側面があるから、独自性や自由の価値観がものすごく強い人には居づらさがある。縦社会には、上の人を羨ましいとかすごいという風潮がうまれる。自分が低く見えて辛くなるときもある。ある一方的な視点から人が評価され、上と下が分けられる世界だと何となく生きづらい。

 

5.受け身について。 

受け身な人ってとやかく言われがち。意見はないの?と言われる。でも、受け身だからこそ、人が寄ってきて、人脈や、知識の総量と質を深める。僕がサイコロや、あみだくじみたいなものが好きなのは、受け身の状況を作り出すツールだからだ。どんな結果でも結果として受け入れなければならない。偶然こそが、新しい情報に出会うきっかけであり、思いもよらない発想につながる。狙わずにあえて無駄なように思えること、例えば寄り道とかを大事にする思考も同じこと。大きいくくりで言うと、そういう余白こそが、人を進化させてきたんだと思うし、これからも必要になってくる事だ。

 

写真は、白玉を玉ではなくぐしゃっとした形で、小麦粉を混ぜて作ってみた。白玉のアイデンティティである玉の部分を変えてみると、おいしいのか。こういう冒険心も余白の1つだと考えている。

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