稲村行真 Yukimasa Inamura ブログ「旅してみんか」

「伝統文化の魅力」を広めています。日本の伝統的な木造建築の古民家とその街並み、山奥の少数民族の村、過疎地どこでもフットワーク軽く旅をしております。

自分の中の「違和感」から長所を見つける、旅の視点

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長所の見つけ方って色々あると思います。性格診断(ネット・本)、占い、仲の良い友人に聞く、などなどです。そんな中で、個人的には自分の中にある「違和感」に着目してみるのが良いのではないかと感じています。


長所は他人と自分の相対評価

まず、長所について考える上で前提としてよく思うのが、いつでも「相対評価」であるということです。極端なことを言えば、100人がテストを受けて99番目の成績だったとしても、100番目の人よりは勉強が得意であり、それも長所と言えるでしょう。だから、99番目の人は100番目の人に対して、「勉強を教える」という関係性も成り立つわけですし、それが仕事になることだってあります。だから、99番目の人に対して100番目の人は勉強が得意である(=長所)と言えるでしょう。


何に対して違和感を感じるか?

長所は相対評価だという前提で話を進めてみます。僕は飲食店、運送業、塾講師など業種問わずに30個以上の様々なアルバイトを経験しました。我ながら、好奇心が強すぎますね(笑)。その道のプロともお会いする機会にも恵まれたので、そのことについて書いてみます。


例えば、飲食店のキッチンにいた時は、ミスなく、順序を間違えず、焦がさずに料理を3つくらい同時に作って出すという、料理人の「臨機応変」と「視野の広さ」に感動しました。逆にそれができてない人に対しては、徹底的に注意をしていました(僕もたくさん怒られました)。


また、茅葺職人に弟子入りした時は、丸太をバランスよく肩の上に置いて素早く運ぶ職人の「体の使い方」に感動しました。そして、運動ができる人というのは2パターンの人がいて、「体力がある人間」「体が使える人間」は別であるということを初めて実感した出来事でした。訓練すればできるようにはなるけど、本当に体の動かし方を知らない人はこの仕事は向いてないかも...とお話をされていました。


また、建築事務所で働いていた時は、正確に数値を測って少しのズレもない建築模型をつくる、建築士の「手元の正確さ」や「きめ細かさ」に感動しました。ほんの少し1mmのズレでさえも違和感を感じるようで、徹底的にやり直しをさせるというのが普通でした。


いろんな仕事を経験してみると、各業界のプロがなんでプロなのかが見えてきます。他人の仕事に強い違和感を感じるならば、それは長所である可能性が高いということでしょう。


ささいなことでも、自分は何に違和感を感じるか

それでは、逆に僕は何に対して違和感を感じるかということについてです。よくよく考えてみたのですが、facebookとか、instagramとかの画像の構図や色の配置や文字の配列とかが異様に気になります(笑)。


それは、街を歩いていても同じ。ここの店の色の雰囲気変えたいとか...この場所の色味が好きじゃないから立ち去りたいとか...無意識に感じてしまうようです。つまり、視覚的な雰囲気に敏感なのかもしれません。単なる些細な発見ではありますが。


だから、少なからず今取り組んでいる「アート作品の制作」や「文章を書く」ということは、自分の長所を生かした活動ができているということだと感じます。


旅先でも違和感に敏感に

旅行をしていても考え方は同じ。街を歩いていて、なにを感じるかってとても重要です。ただ呆然と旅をするよりも、あ!これいいな!とか、これ違うな!とか、考えながら旅するとより旅が面白くなるでしょう。


とくに、違和感に対してアンテナを貼ることで、裏返すと長所を発見することにもなります。そして、仕事や人間関係などこれからの人生に生かせるような重要な発見があるかもしれません。