獅子頭づくり34日目

茨城県石岡市での獅子頭作りも34日目。秋祭りにたくさん取材に行っていたこともあり、久しぶりの獅子頭作りだった。本日は獅子頭の下顎の舌の先端が左寄りになっていなので、中央にしっかりと合わせて整えるのと、獅子頭のうちぐり(内側)を師匠に彫っていただいた。最近は微調整にかける時間がとても長くて、次の工程になかなかいけない期間が続いている。あとは竹ひごをあらかじめ舌に取り付けてしまっていたので、これは色塗り前にはしなくてよいとのことだった。
それからはひたすらやすりがけだった。やすりがけが全く終わりが来ないことになんとなくもどかしさを感じていた。どのような状態まで削れば良いのかの感覚が掴めなかったのだ。
「終わりがわからないんです」と師匠に聞いてみると、「教授(僕のあだ名)、手で触って確かめてごらん。ザラザラのところたくさんあるでしょう。これがスベスベになれば良いんだよ」とのことだった。獅子頭の表面にはおがくずによる補修によって、なかなか木がどこまで削れているかを視覚的に判断できない状態だったので、なるほど、触覚に頼れば良いのかという気づきがあった。
師匠は獅子頭の出来栄えについて、たくさん褒めてくださった。「ここまで来たか!」と。半分は師匠が彫ったものだが、褒められて伸びるタイプなので、ありがたい限りである。
次回以降、凧糸の用意が必要とのこと。引き続き、色塗りに向けた最終調整を進めていきたい。