獅子頭制作20日目

茨城県石岡市での獅子頭づくり。本日の工程は、舌と耳の部材を貼り合わせることと、獅子頭の表裏をヤスリで磨くこと、そして、塗り材料をもとめて酒井塗装店に行くということだった。

部材の貼り合わせはF型クランプを6つも使った。ノコギリで切って、ボンドで貼り合わせるということを繰り返す。それらによって耳と舌の原形を作っていった。ノコギリは縦に長い部材を縦に切るとか、小さい部材を切るとか、そういう時がなかなかに大変で、支点をどこにおくのかに頭を悩ませた。舌の部分は凹凸で部材を噛ませるところがあり、ノコギリでの切断には1ミリも狂いのない正確さが必要だと思った。こんな構造で獅子頭が作られていたとは驚きである。


また獅子頭を磨いていたら、削り過ぎてしまって鼻横あたりに穴が空いてしまったので、おがくずをいただき、その穴を埋めた。獅子頭の厚さがどれくらいか感覚を掴むのはなかなかに難しい。

獅子頭作りののち、獅子頭作りのメンバーの方に案内していただき、石岡の獅子頭職人がよく通っているという酒井塗装店に伺った。近いうちに始まる塗りに備えて、塗料などを揃えた。購入したのはこちら。

カシュー(赤・黒)、カシュー下地、カシューうすめ液、ハケ、マスキングテープである。全部一通り揃えても4300円程だったので、安いものだ。カシューは本格的な漆に比べれば安いし、金箔も買ってない。とにかくコストパフォーマンスを良いものを選んでいただき感謝だ。

本日は獅子頭作りの運営をされている幹部の方々のLINEグループの名前がキャンディーズだと知った。お堅い名前よりもアイドルの名前がよかったのか。名前聞いただけだとファンクラブの話かと思った。