8月24~25日で京都のバイトが休みだったこともあり、
福井で開催されている工芸品のイベントのスタッフをやってきた!
イベントの名前は「千年未来工藝祭」。
今まで千年受け継がれてきた伝統工芸品の
新しい千年を作っていこうという壮大な祭りだ。
千年続くであろう祭りの記念すべき第1回。
2018年8月25~26日で開催された。
ステージ責任者のとやまさんのお誘いで、
今回機材運び等のボランティアスタッフとして、
準備の24日、本番の25日のみ参加させていただいた。
約100店舗もの作家さんのブースが立ち並ぶ。
1500年もの歴史を誇る「越前和紙」
700年もの歴史を誇る「越前打刃物」
江戸時代から伝わる「越前箪笥」
などが代表格だ。
こちらは、和紙で作った入れ物。
すぐ破れそうと思いきや、丈夫で柔らかいデザインが特徴的だ!
こちらは、加賀でお世話になっている篠崎さんと藤永さんのNCLのプロジェクト「現代版北前船」の企画!お椀かと思いきや、なんと玄関などでキーボックスなどにも使える入れ物だそう。乾燥した草花とのコラボレーションがとても美しい!
竹で作られたスピーカーかっちょいい!!!
体験型の企画も続々登場!!!
土で、陶器の作り方を軽く学べるコーナーも。
石岡くん(石岡興喜 )の折り紙コーナーもすごかった。
福井=恐竜=恐竜の折り紙?
OrigamiDesignerと名乗っていて、本人はおたくと呼ばれたくないようだが、
1つの領域でも得意があると客観的に見て絶対強い!
足の角度、翼の角度、カクカクカク。
型作って、それをどんどん応用すれば創作になる。
話が理系っぽくて面白くて、同年代なので一層刺激を受けるなあ。
ステージも豪華!!!
音楽が刻むビートは、血流が脈打つように
自分の体の中に染み渡っていった。
25日の出演者は、工藤シンクさんと、Aki-Ra Sunriseさん。
工藤シンクさんは、グアテマラとか世界各地で映像とラップミュージックを駆使したライブを展開されている。
僕個人としては、軽快なノリと深みのある音楽の共存が心地よくて、
作家っぽくてかっこよかった!!!
熊本の三角エコビレッジ・サイハテの発起人でもあり、ぼくもコミュニティ研究で今度訪問したいと考えていたので、今回お話ができて本当によかった。
Aki-Ra Sunriseさんは、阿修羅っぽくてやばい!!!
100個くらいの世界の楽器が次々と飛び出してきて、こんなに様々な楽器を器用に的確に演奏する人を初めて見た。クライマックスの激しさとか、演奏家にしかわからないような境地を垣間見た。僕にはこういう瞬間的、刹那的動きができる瞬発力はうらやましい限りだ。
ステージの背景の植物のようなランプは夢宙屋さんの作品だ。
お話しした際は、
「機材の無機的な素材に対して、有機的なものを作りたかった」
とおっしゃっていたのが印象的だった。
まさに、空間に自然的な癒しや心地よさを生み出していた。
26日には、パリコレで流す音楽とかを作ったり、AKBとかともコラボしている一平さんのピアノ演奏があったみたいだが、今回はいられなくて残念!またの機会に!
「世界的に有名」な人とたくさん出会えて本当に良かった。
スタッフの立ち位置はとても貴重な経験だった。
本物から学んだこととしてはやはり、
考えてこねて最善を紡ぎ出す。
地味なことでもとことん追求しまくる姿勢に感化された。
僕もおもしろい!って思ったものはとことん追求してみようと思った。
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ps.
今回のイベント当日、8月25日は実は大阪で他の予定が入っていた。
しかし、前日準備の段階であまりにも面白い本番が予感できてしまって、
当日も残ることに決めた。
全ては、今に宿る。
今に急激なスポットライトを!
面白いか面白くないかは今の自分が知っている。
予定をこなすのではなく、
正直に楽しいものに飛びつく!!!
今を生きるを大事に日々歩んでいこうと気持ちを新たにした。
イベントに誘ってくださったとやまさんを始め、今回のイベントで出会った方々、いつもお世話になっている方々本当にありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。