アカデミー賞「つみきのいえ」から学んだ住み継ぐということ。

第81回アカデミー賞・短編アニメーション部門受賞の「つみきのいえ」という作品。

(https://m.youtube.com/watch?v=3rZAlOmvIqI)

 

どんどん海に沈みゆく家を高く高くレンガを積み直して住みついでいくそのストーリーは古民家を住みつぐという発想を連想させる。住みついでいくなかで、妻と出会い、結婚して、子供ができて、巣立っていくその繰り返しから人生が表現される。とても感動的なお話だ。古民家でもこういうドラマを作ってみたい。民家が古いということはそれだけ「人間ドラマと愛」があることだと考えているからだ。

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日野の古民家には、150年の歴史がある。僕らの前に、3世帯が住み着いだと言われるが、その写真も映像も見たことがない。これは、すごくもったいないことだ。例えば、この古民家は100年後にどうなっているのかわからないがせめて、100年後に100年前の映像や写真が残っていてくれたら、と感じる。家やそこに集う人々を大事にしようというメッセージを伝えることができる。古民家だからこそできることってこういうことだと常々感じる。

 

そこで、古民家の活用1周年記念、2周年記念、、と毎年必ず一本動画とかアルバムを作成したいとふと思いつく。

ぜひ、ご興味ある方(映像制作・カメラマン)、お力をお貸しいただけないだろうか。