稲村行真 Yukimasa Inamura ブログ「旅してみんか」

「伝統文化の魅力」を広めています。日本の伝統的な木造建築の古民家とその街並み、山奥の少数民族の村、過疎地どこでもフットワーク軽く旅をしております。

【宿泊体験記】手軽で便利な宿!石川県加賀市山代「パブリックサロン三喜」に行ってきた。

こんにちは、散歩が好きなイナムラです。今日は、9月15日の夜に泊まらせてもらった「パブリックサロン三喜」という宿について紹介します。この宿、山代温泉の中心街に近く、旅行者にはとても手軽に泊まれるという宿です。どのくらい手軽なのかを中心に見ていきます。

 

●この宿を訪れた経緯

まずは物件紹介の前に、この記事を書くことになって経緯について触れておきます。

稲村東京から石川徒歩の旅で宿探しております...!どなたか泊めてくれる方いませんか..(テント生活に苦しみ)(咳ゲホゲホ)」

オーナー岡田さん「うち泊まりませんか?(ピカーン)」

稲村「え!いいんですか!宿の泊まった感想の記事書きますよ。」

 

というわけで、泊まらせてもらえることになりました。結局、他の宿との兼ね合いで、徒歩の旅の期間(8/31~9/14)の終了後、9/15に泊まらせてもらったのですが、徒歩の旅の続編的な感じで、この記事を書かせてもらいます。

 

山代温泉の中心部近くにある宿

 

f:id:ina-tabi:20190924164924j:plain

この宿は、石川県加賀市の山代というエリアにあります。山代といえば、古総湯や総湯に代表されるとても古風で、温泉が有名なエリアです。1000年以上の歴史があり栄えた温泉場で、風呂に入るとやけど寸前のものすごく熱いお湯に浸かれるのが個人的には名物かなと思っています。風呂の我慢大会でも今度友達とやりたいです。でも、5分くらい入って熱さに慣れると耐えた分、めちゃくちゃ気持ちよいお風呂なんですよ。風呂から出たあとのアイスが最高においしいです。

 

ところで肝心の宿ですが、その古総湯や総湯のエリアから徒歩でなんと2分で手軽にいけちゃうのが、「パブリックサロン三喜」という宿です。まだまだ温泉旅館に比べると知る人ぞ知るという宿なので、どんな所なんだろうとワクワクしながら、歩いて行ってみました。

 

f:id:ina-tabi:20190924152900j:plain

グーグルマップ通りに来ると、山代温泉というバス亭の目の前に「パブリックサロン三喜」はあります。そう、このバス停から加賀温泉駅にも一本でいけちゃうので、公共交通機関でのアクセスも良いです。

 

ところで、初めての方は、あれ?ゲストハウスではなくうどん屋?と目を疑います。このうどん屋の上の階?と思いきや、左に道があるのを発見しました。

 

f:id:ina-tabi:20190924154210j:plain

この道をおりて、どこに宿があるのかを探します。そう、この宿のポイントは、この隠れ家感が良いのかもしれません。まだまだ、多くの観光客に知られていない場所を探す冒険心が掻き立てられます。

 

f:id:ina-tabi:20190924154216j:plain

こんなところに入口が2つ。これはなんだろう?トイレかな?などと想像を膨らませますが、これは全く宿とは関係ありません。この2つの扉の右奥にその宿の入口を発見しました。

 

f:id:ina-tabi:20190924154225j:plain

パブリックサロン三喜、ありました!なるほどなるほど。ここから入るわけです。改めて入口を見つけるのはやや大変ではありますが、うどん屋と見せかけて奥にあるというプライベート感が面白いです。

 

f:id:ina-tabi:20190924154317j:plain

ここから、階段を登って、宿の入口は2階にあります。

 

f:id:ina-tabi:20190924154322j:plain

この扉を開けると、いよいよ宿に入れます。看板などがないので、ゲストハウスというよりは誰かのお家に入っていくという感覚で入れるのです。

 

f:id:ina-tabi:20190924154337j:plain

宿に入ると、玄関の下駄箱の上に、インドで売ってそうななかなか民族感溢れるゾウの置物がありました。なかなかに小洒落ていて可愛いですね。

 

f:id:ina-tabi:20190924154418j:plain

ここでスリッパを履くみたいです。いよいよ誰かのお家に来た!って実感が強くなって来ました。受付のフロントはなく、基本的に自分で部屋の暗証番号を事前に教えてもらってその番号を入力して部屋を開けるという流れでチェックインをします。最近無人レジが増えていますが、どんどんこういう人がいなくても成り立つ現場って増えていくんだろうなということを日々感じますね。

 

f:id:ina-tabi:20190924154429j:plain

キッチンがありますが、基本的にゲスト同士の交流はなく、ここで人がたまったり料理している光景は見られませんでした。この宿の使い方としては、寝る場所として手軽にいつでも出入り自由みたいな気楽な感じで利用するのが良いのかもしれません。その分、お風呂は総湯、ご飯は近くのお店という風に、ちゃんと町を歩くという観光ができるのが魅力とも言えます。

 

f:id:ina-tabi:20190924155208j:plain

キッチン周りのこういう最低限のものは揃っているので、夜食や朝食で買って来たものを軽く食べたい時とかに利用できそうです。

 

f:id:ina-tabi:20190924155225j:plain

パソコンが使い放題で置いてあるというのは、かなり便利です。今日どこで飲もうかとか、明日どこ行こうかとか、ふと思った時にすぐ調べられます。あとは、携帯の充電をあまり使いたくないとか、充電中だから触りたくないとか持っていけないとか、そういう時にも手軽に調べられるのです。

 

f:id:ina-tabi:20190924155255j:plain

肝心のお部屋は、奥にあります。暗証番号を入力してロックを解除して、中に入ります。これはドミトリーのお部屋。機能美が追求されたようなシンプルなお部屋になっていて、3人まで泊まれます。

 

f:id:ina-tabi:20190924155338j:plain

横にはこういう感じで2段ベッドもついています。

 

f:id:ina-tabi:20190924160201j:plain

洗濯物がたくさん干せそうでいいですね。キッチンスペースには、無料で使える洗濯機が置いてあり、洗剤も使えるので、コインランドリーでお金を払って洗濯をする必要もありません。

 

f:id:ina-tabi:20190924160128j:plain

充電はたくさんさせるようになっているので、代わりばんこに充電してたら大変そう...という心配はいらないです。個人的には、プラグのさし位置の方向をぐるぐる動かせるやつが好きなのですが、差込口の量でそれはカバーしていると言えるでしょう。携帯、充電器、PC、カメラのバッテリー、などなど全部一気に充電できちゃいます。

 

f:id:ina-tabi:20190924155302j:plain

お風呂セットが用意されているのは、とても便利です。なぜなら、山代温泉のお風呂は基本的にシャンプーや石鹸、タオルなどが有料なので、地域の人はみな自分のお風呂道具をカゴで持参するのですが、それを知らなかった!(汗)という観光客にとって、これは嬉しいです。

 

f:id:ina-tabi:20190924155919j:plain

ちなみに、この宿にはお風呂もついているので、利用できます。朝シャンとか手軽にシャワーを浴びたい時に便利ですね。

 

●手軽で便利なのが「パブリックサロン三喜」

さて、ここまで宿の紹介をして来ましたが、改めて思うのがこの宿は機能性を徹底的に追求して、余分なものがなくシンプルという印象を受けました。東京とかにはよくありそうですが、山代温泉の旅館街にこういう宿は珍しく、そこがポイントでもあると感じました。宿に高いお金払ってそこで全部完結しちゃうよりかは、町に出てその良さを味わい尽くして、宿は安く済ませたいという人にはおすすめの宿です。

 

あとは、ひとり旅で交流を求めてゲストハウスに来る感覚よりかは、友達との旅や、夜めっちゃ遅くなっちゃうけど宿なんとかしないと!という弾丸旅や、旅行中だけど仕事などの作業をしたい時とかに利用してみたいと思う宿でした。僕みたいに夜ブログ書きたい人には、WIFIや充電環境が最高に整っていたのが個人的によかったです。

 

ぜひ、皆さんも山代温泉周辺に来る際には、この「パブリックサロン三喜」を利用してくださいね。ちなみに、この宿の読み方、「みき」ではなく「さんき」です!お間違いないように!3つの喜びってなんか良いですね。3つってなんだろうと思いながらも、みんながこの宿を訪れて喜びが増えたらサイコーです。最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

<今回ご紹介した宿「パブリックサロン三喜」>

住所:〒922-0242 石川県加賀市山代温泉17-甲 パブリックサロン三喜

アクセス:山代温泉から徒歩2分、加賀温泉駅からバスで20分程度

連絡先:instagramや、facebookや、Airbnbからお問い合わせが可能。

 

www.airbnb.jp

 

 

執筆:稲村行真(ぼく・イナムラ)

f:id:ina-tabi:20190721142843j:plain

写真家・ライター。2016年、大学生が加賀のまちづくりに関わるワークショップ「PLUS KAGA」に1期生として参加。それ以来、卒業後も個人プロジェクトの実施で石川県加賀市に関わり続けている。今までの実施企画は、東京から石川まで2週間で歩いて古民家を取材する「古民家冒険project」(2017年)や、同じく東京から石川まで2週間で歩いて加賀出身者に会いまくる「加賀人探し旅」(2019年)、加賀市各地区の獅子舞を取材して写真のアート作品を残す「KAGA SHISHIMAI project」(2019年実施中)などがある。