稲村行真 Yukimasa Inamura ブログ「旅してみんか」

「伝統文化の魅力」を広めています。日本の伝統的な木造建築の古民家とその街並み、山奥の少数民族の村、過疎地どこでもフットワーク軽く旅をしております。

【石川県加賀市】1期生いなむーから見たPLUS KAGA 5日目・ローカルステイで加賀各地へ!三木地区を取材

こんにちは、朝起きたら充電が3%でびびった、いなむーです。 PLUS KAGA 5日目(8月9日)は、地域の日常的な生活を知るために加賀市各地へ大学生が一人一人ローカルステイをさせていただきました。とても充実した滞在だったようです。今回は、三木地区でローカルステイをしたあおい(4期生)に絞って取材しました。

 

前日夜にディスカッション

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前日夜に4期生のみんなは話し合っていた。私たちは、この加賀でなにができるんだろう。4期生の6人それぞれが地域の魅力や課題に着目して真剣に考えていた。さて、今回のワークショップ最後の地域視察、ローカルステイで何を得て帰ってくるのか。

 

あおいがステイしたのは梨が有名な三木地区

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今回は全員取材ができないので、東京都市大学から来たあおい(加藤葵)と三木地区に絞って取材することにした。あおいは、地域コミュニティについて大学で勉強していて、人と人との繋がりに興味がある。地元福島で大震災をきっかけに、友人たちが全国各地に移住する中で、地域内外の人の関わり方について考えるようになった。

 

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梨農家の山下登久夫(とくお)さんにお会いして、梨農園に連れていってもらった。三木地区は大聖寺から車で10分ほど。人口2000人弱の町で、農地が広がり、伝統的な赤瓦の家が立ち並ぶ美しい土地だ。

 

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山下さんと話をするあおい。山下さんは16年も梨農家をされているそうで、控えめながらも笑顔弾ける素敵な方だ。

 

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梨は思った以上に大きくてツヤツヤしていてうまそうだ。こちらは愛甘水(あいかんすい)という名前の品種らしい。

 

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梨を育てる秘密を教えてもらった。木を途中で支柱によって枝分かれするように強制させることで枝の本数が増えて、実がたくさんできるそうである。なるほど!と思った。

 

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これは、梨畑で梨に傷をつけないようにするために上部をカットしたトラック。こんなこと簡単にできるんだ!ということと、大胆な発想に驚きである。

 

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梨はたくさんの支柱によって支えられている。夜になると光るようで、それは防蛾灯と呼ばれ、特殊な光?によって虫が寄ってこない工夫をしているらしい。デートスポットになるほどその光が綺麗らしく、今回は取材時間が短くて行けずに残念だが、今度三木地区を訪れる際は見にいきたい。

 

このように、梨農家のなるほど!というアイデアに触れた後は、山下さんのご実家へ連れて行ってもらった。

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 山下さんのご実家には、梨の部屋がある。ここで、250gを測って、梨を袋詰めしていく。汚れているものや、大きすぎるもの、小さすぎるものは弾いておくそうだ。

 

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一通り梨農家の生活を見て回ったのち、家の中で子供たちと卓球を楽しむあおい。卓球の台が家にあるのはとても楽しい。机が丸々卓球台になっている、というあたりにとても遊び心がある。

 

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家に竹馬があるっていうのも良い。やっぱりこの地域の家は基本的に大きくて広いので、家の中で思いっきり遊べて子供たちものびのびできる。

 

いつもお世話になっている北出さんに地域活動のお話も伺った。三木地区では、生活や子育てをより一層楽しむ集いの場「みきのこ」という活動がある。3年前から獅子舞やハロウィンなどのイベントを主催して、子供も大人も楽しめるような人との繋がりの場をつくっているようだ。

 

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醤油のお店をされている井村さんに、醤油のお菓子をいただいた。


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最後に、記念写真をパシャり。北出さん(後列右)や山下さん(後列左)をはじめとした三木地区のみなさん、たくさんお話を聞かせてくださり、梨までお土産でくださり、本当にありがとうございました。

 

<体験してみたあおいの感想>

子供を地域で育てるという意識があり、地域愛を感じた。「みんなの宝」という感覚。プロジェクトのプランは加賀を歩く散歩企画をやりたい。日常を見る観光を提案することで、何気ない土地の魅力にも目を向けられる。「こういう価値観もあるんだよ」を伝えたいと感じた。

 

<その他の4期生の滞在先>

あまね →三谷・水上さん

ないき →黒崎・堂下さん

アビー →山中・道場さん

うっちー →大聖寺・飯貝さん

ザキヤマダ →片山津・山下さん

受け入れていただいた地域の皆様、本当にありがとうございました。

 

【本コラム「1期生いなむーから見たPLUS KAGA」について】

こちらは、PLUS KAGAのサポートチームに新しく加わった1期生の稲村行真(いなむらゆきまさ)が、個人的な視点からPLUS KAGAを語るコラムです。ここでは、普段は伝えられないPLUS KAGAの運営の裏話をこそっと皆さんに教えちゃいます。

 

 

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執筆:稲村行真(ぼく・いなむー・イナムラ)

PLUS KAGAには2016年に1期生として参加。それ以来、個人プロジェクトの実施で石川県加賀市に関わり続けている。今までの実施企画は、東京から石川まで2週間で歩いて古民家を取材する「古民家冒険project」(2017年)や、加賀市各地区の獅子舞を取材して写真のアート作品を残す「KAGA SHISHIMAI project」(2019年実施中)などがある。今年はPLUS KAGAサポートチームとしても、石川県加賀市を盛り上げていく。