稲村行真 Yukimasa Inamura ブログ「旅してみんか」

「伝統文化の魅力」を広めています。日本の伝統的な木造建築の古民家とその街並み、山奥の少数民族の村、過疎地どこでもフットワーク軽く旅をしております。

アートはインターネットメディアに何を及ぼすのか?

アートとインターネットメディアは実は密接だと考える。
 
自分はライターでもあり、アーティストでもあり、その包括的な仕事領域を動いていると思う。アートを作るライターとは何者なのか?
 
アートが成立するには色々な条件がある。
他の人が創出できない価値<オンリーワン>が作り出されている。つまり、他人の猿真似はアート作品として不成立。
②こだわりがある物をとにかくよく観察する絶対的集中力。ただぼやっと対象物を見ていてはアート作品など作れない。見たいものを解像度高くじっと見ていることが大事。
出力したい気持ち(=オタクはアーティストではない)。なにか社会に対して間接的に影響を与えなくてはならない。
④伝えたいものがあったわけではなく作らねばならない衝動により作る。
リベラルアーツ言語化)とメカニカルアーツ(実装)の両方が必要。
シンプル化できるメソッド的なものがない(=デザインはアートではない)。コンビニで販売しているものはアート作品ではなく、デザインによる生成物。
 
以上のことを考えると、ライターとアーティストの共通項は「社会に対して間接的な影響力を持つ」ということであると感じる。つまり、「伝えていくこと」が共通している。ただ、世の中のライターの記事というのはどことなく流行に乗せていく傾向があるため、炎上して消費されがちなところがある。もっと優良な読み物を残していくために、アート成立の条件をライター業に生かせるのではないだろうか。
 
最近ある編集者と話していてハッとしたことがある。ライターの読み物は、難しさ×個性的すぎると読んでもらえない。しかし、簡単×個性的かまたは難しさ×流行的だと読んでもらえやすい。自分は対象物(古民家・民族の祭り・民族の市場など)が個性的なので、ハッと見てわかりやすい簡単さが必要そうだ。ひとまず、対象物をアート的に向き合って、ビジュアル的に簡単なものとして記事に表現していくようなことに挑戦していくこととする。