【65日目】台湾で見た!偶発性ってのはやっぱり面白い。

台北、台中、九份もう様々に回って気づいたこと。

自分がエモいと感じたものだけパート2。

 

木に引き続き、やっぱり偶発性はおもしろい。

全体像が把握できない。

だから、とりあえず前に進む。

そこでばったり出くわしたもんが、なかなかにおもしろい。

これは1つ1つがものすんごい奇跡。

なおかつ、次がわからないから楽しい。

しかも、出会ったものの1つ1つの濃密さよ。。

 

九份

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九份という街の面白さは「どこを取っても絵になる」である。

海からそそり立つ街は山へと抜ける。

急峻なロケーションが、景色の良さを創出する。

日本の尾道にも似ている感じ。

屋台が延々と続く、きらびやかな風景。

路地を外れると、なんか趣深い路地がある。

猫がいて癒される。

人がどう動いても、何かしらある。

外れないから面白い。

ここまで、要素が揃いすぎていると完璧すぎ。

 

しかも、例えば城みたいに中心になるものがない。

いろいろ回ってみたけど、結局なんだったのって感じの街。

でも、色々あってすごく楽しかったよねって感じの街。

人間所詮欲張りなんだし、一つじゃ満足しないんだろう。

 

今日はカツオのたたきがメインメニューです!

じゃなくて

なんでもうまいもんあるからてきとーに取って食べてね!(笑)

って感じの街。

 

台北国際芸術村

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台北国際芸術村の面白さは「意味わかんない驚き」である。

九份同様に迷路っぽい。

全体像が把握できず、突如アートスペースが出現。

いろんな家がアトリエになっている。

 

一つ一つのアートは基本意味わかんない。

ガムテープだらけの空間。

のっぺらい人間ばっかりの空間。

おっさんの顔ばっか書かれた壁。

 

景観こそ、高速道路が周りにあった関係でいまいちだった。

しかし、ただ歩いているだけで、アートが元気にさせてくれた。

アートと出会った時に、心が動いた。

へー!これ意味わかんな!

へー!これなんか絵になる!

みたいな感動が人を元気にさせる。

なんか、頑張ってアートを見つけに行く感じもサバイバル的で良い。

台北國際藝術村

 

◎とある屋台

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屋台の面白さは「百花繚乱」である。

 

賑わっている店には理由がある。

僕は、毎日屋台飯を食っている。

そして、毎日どの屋台にどれくらいの人が並んでいるか数えている。

 

その街で一番並んでいる屋台の飯を食う。

必ず理由がある。

だいたい、安くてうまいか、安くて量が多いかの2択だ。

あとは、気のせいかもしれないが、店員がマジで頑張ってる。

お客が2人だったら、切り分けましょうか?とか。

ただでさえ客捌くのに忙しいのに、細部まで配慮している。

手さばきが早くて、目に止まらぬ速さだ。

 

それはそうと、

人を惹きつける店など数知れず。

だから、メニューもいろいろで、自分たち独自の味や種類で勝負する。

揉まれまくってのし上がった店が客を引き寄せる。

これなんだろ?

うまいのかな?

これ意外とうまいんだね!

 

様々な味との出会い。

僕はそれに加えて、適当に人気店の秘訣探りゲーム。

 何でもそうだが、揉まれるくらいカオスな競合環境って、おもしろくなる。

 

台北の夜市

https://www.google.com.tw/maps/search/%E5%A4%9C%E5%B8%82/@25.056581,121.5025435,13z/data=!3m1!4b1

 

 

さて、この偶発性。

何が起こるかわからないワクワク感。

 

僕の場づくりは、人の多様性による偶発性作りをしてきた。

あそこに行ったら面白い人に会えるし刺激が受けられるという感じ。

これは、単発的な個人間の出会いには向いているけど、場やコミュニティとしてみたときに発展しうるか?をもう一度問う必要がある。

ああ、なんかよかったねの先に何を作るかってわりと大事な気がする。

 

そんなら、偶然のワクワク感を生むような仕掛けがいくつかあるような場を作っておいて、それに対する担い手もどんどん増えて行って、あとは集まってきた人たちでお好きにどうぞの方が理にかなってる?