稲村行真 Yukimasa Inamura ブログ「旅してみんか」

「伝統文化の魅力」を広めています。日本の伝統的な木造建築の古民家とその街並み、山奥の少数民族の村、過疎地どこでもフットワーク軽く旅をしております。

寒い日は要注意!空き家で水道管が破裂!?こんな時どうしたらいいのか。

水道管が壊れた!!!

内部から水が漏れている。

衝撃的。

シェアハウスの住人さんから連絡があった。

送ってもらった動画をみたところ、こんな感じになってた。

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凍結している原因としては、ここ最近はマイナス−8度という寒さ。

凍結を解消するためには、本来であれば蛇口に布を巻くとか、適度に蛇口をひねる必要があったのだが、日常的に全く使わない水道なのでそこまで確認できて居なかった。

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ひとまず、元栓を閉めて、ため水で対処する。

こちらが、トイレ用の水。

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こちらがキッチン用の水。

埃が入るといけないので、ペットボトルの蓋がないものもあるため、箱の中に入れて保管しておくことにした。

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元栓を閉めているということは、水が全く使えない状況ということである。

「水がなくても食べられる食料」を用意しておく。

お餅や、のり、干し芋あたりが、手軽に食べられてちょうど良い。

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さて、早急に水道会社に修理を頼まねばならない。

ひとまず10社以上の会社に電話をしてみたが、全く繋がらない。

みなこの時期になると、水道管が凍結して破裂しやすいようで、対応に追われているようだった。

とにかく手当たり次第、電話をかけていたところ、

やっと1社繋がった!!!

(しかし、辺り構わず電話をかけるとろくなことがないのはのちになってわかること)

 

日程を相談したところ、1月いっぱいは予定が埋まっているとのこと。

水道管が壊れたのは1/27で、

つまり6日間これから水道無しで過ごさなくてはならない!!!という衝撃の事実。

それでも直してくれるだけでありがたいと感じ、お願いすることにした。

 

 

水道管が破裂した時に修理方法は2パターンある。

1つ目が、止水

これは、破裂した箇所の水道管のみ使用不可にする方法で、管を切ってそこから水が流れない処置をする。

2つ目が、管の取り替え

これは言わずもがな破裂した管を、新しいものと取り替えるということである。

 

今回の場合、僕ら空き家活用者であるヒラヤマちべっとメンバーは使わない水道管だったので、止水処置をとる方向性で考えた。万が一、大家さんが使いたいという場合がでてきた時のために、管の取り替えが可能な形で止水してもらうことにした。

水道会社さんに尋ねたところ、費用は止水が4,5000円〜、管の取り替えが15000円〜とのこと。そこそこ安いなと思って来てもらうことにした。

 

それにしても、水道会社が来るまでの1週間が本当にきつかった。

住み込み管理人の立場からしてみれば、住人に水道が使えない環境にさせてしまった上、間近で不便な様子を見ていながらどうすることもできない、というもどかしさに耐えるのは難しかった。

お風呂も、トイレも、キッチンもろくに使えず、ため水で乗り切らないといけないというのは想像以上にとても辛く、5人中3人はどこか仮住まいに出かけてしまった。

こういう時に、住み込み管理人は立場がない。これから管理人は住み込みではなく、見回りという立ち位置の方がよいし、住人から見たらストレスなく過ごせるのではと思えて来た。

 

1週間後。

2/1当日10:00、なんと待ち合わせの時刻に果たして某水道会社は来なかった。

どうしたんだろうと思い、電話したところ、

「予定の時刻は、10:00~11:00ですので、11:00までには行きますね。」

と言われた。

果たして、10:50に某水道会社は悠々とやって来た。

普通であれば、10:00に来るべきだし、せめて11:00で切り上げられる時間に来るべきだろう。黒い車に、黒い作業着。全身黒ずくめで、つっかかるように喋って来る、明らかにおかしい作業員だった。

しかも、料金見積もりがおかしかった。

電話では4.5000円でできますよと言っていた止水が、なぜか40000円

15000円でできますよと言っていた管の取り替えが、なぜか85000円

「鉄のパイプなので、少し高くなるんです。」と言っていたが、明らかに高すぎる。

後々聞いた話によると、この手の水道会社は組合?みたいなものにお金を納める必要があり、高い請求をされる場合があるのだそう。

普通に考えても、各社電話が繋がらない中で、電話が繋がった会社は仕事が来ていないから対応できるという可能性もなきにしもあらず。みなさんご注意を!

この業者は修理を始める前に、お断りしておいた。

 

それから、僕と大家さんとの間に入ってくれている「すみつなぎ」のメンバーの一人である小松さん経由で、業者に来てもらい、無事工事完了。雨が降る中、寒い中、突然駆けつけてくださり、本当に感謝してもしきれません。

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修理完了後は、こちら。

見事に管が取り除かれ、止水されている。

 

最後に。

水道管が凍結して破裂しないための工夫としては、3つあるのでご紹介しておきたい。

水道管が設置されるときは、通常管をむき出しにせず、緩衝材のようなものがついているが、それに加えて対策をするとしたら、これらが考えられる。

①こまめに水道を使う。

特に夜と朝は、冷えるので水道を出しておいて、対策しておきたい。凍結せず、流動的になるので、管の破裂に繋がりにくい。

②布を巻く。

とくに外気に触れている外にむき出しの管は、タオル、雑巾、マットなど、できるだけ保温性の高いものを巻いておくことで、凍結を防げる。

③水抜きをする。

主に寒冷地に、水抜き栓という仕組みがあるようです。つまり管の中にある水を全て抜くことができるということです。そうでなくても、元栓を閉めて、水を出しっぱなしにして、水を抜ききることもできるようです。

うちでは、①②で対処しました。

ご参考ください。

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〒191-0055

東京都日野市西平山4丁目18-12

築150年の古民家「ヒラヤマちべっと」

(連絡先:info.kiteminka@gmail.com)

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<稲村行真プロフィール>

古民家冒険家。

中央大学法学部卒。学生起業経験あり。大学生時代に、100軒以上の日本の伝統的な古民家を訪れ取材して、卒業論文にまとめた。卒論のテーマは「古民家の価値について」。

東京から石川までの約450kmを2週間かけて徒歩で移動し、道中30軒以上の古民家を取材した「古民家冒険project」で、NHKテレビ「おはよう日本」等のメディアに掲載。
2017年4月から、東京都日野市の築150年の古民家を活用して、コミュニティハウスを運営。子どもを核として地域がつながるシェアハウスとイベントスペースを運営している。この活動により、交流ある暮らしの場をデザインしている。