稲村行真 Yukimasa Inamura ブログ「旅してみんか」

「伝統文化の魅力」を広めています。日本の伝統的な木造建築の古民家とその街並み、山奥の少数民族の村、過疎地どこでもフットワーク軽く旅をしております。

世田谷の空き家活用ワークショップに参加してとても勉強になった話2

今日は、先週に引き続き、世田谷での空き家活用ワークショップに参加してきた。

世田谷の代沢の物件で何ができそうかを、各グループ発表を行ったので内容をまとめてみた。

 

 

<発表>


①みんなのお茶の間


学生が運営主体で団体を組織して、地域のサークル活動をコーディネート。すぐに始められる一方で、街に対する還元が少ないという一長一短なプラン。地域的な課題としては、学生が街に関わるしくみが必要であるという課題、地域のサークル活動をやる場所が不足しているという課題があり、そこに着目したプランと言える。マネタイズは、場所貸しがメイン。


②コミュニティハウス『結』


学生のディレクターが住み込み、地域の人や団体をディレクションして、スペース貸し出しを回していくやり方。このプランも、地域の団体の活動場所がないという課題と、あとは人材育成の観点からアプローチしている。3年スパンでディレクターが卒業していく仕組みで、地域おこし協力隊の仕組みが使えるかも?みたいな議論にもなった。地域に人材がどう根付くかという視点がこのプランの肝。マネタイズは月2万円の会費制の学童を導入と場所貸しによって回していく。


③代沢⭐︎散歩部


散歩に関する部活を空き家を拠点に作っていくというもの。部活の例としては、着物部(着付けをしてから散歩)、いけモンGO部(いけている人探し)など。街に対して、住民が興味を持っていく仕掛けとしては、ちょうどいい。事業性を前面に出さないラフな企画でありながら事業としてしっかり回っていく仕組みだ。月額会員制5000円(繋がるためのお金)をメインとして、シェアキッチンなどのオフ会貸出なども行っていく。物件は情報共有や着替えなどの場として役割を付加する。人付き合いは固定メンバーだと飽きるという特性があるため、新しい人が口コミなどで入ってくる必要がある。スペースとの親和性を高めていく必要がある。ローカルな中で興味のある人同士が繋がるのはコミュニティが最適化できて最強であるとも言える。運営主体はホームオーナーズアソシエイション(空き家オーナー及び運営者の集まり)とする。


④ひだまり通りプロジェクト


密集している住居にゆとりを作ることで、引き算で環境を豊かにするというプロジェクト。大幅な減築をすることで、地域に経済を還元する。庭スペースに畑、直売所を設置して、レンタルスペースを回す。空間づくりで付加価値高めているので、一杯800円でもいい。オーナーが主要なキャラクターとしてビジョンを提示して、その人の想いや世界観で事業をしっかり作っていくというモデル。


⑤朝から始まるご近所づきあい


フロントガーデンでイメージを作り、カフェ、レンタルスペースでマネタイズ。希望的観測で、地域の意見をすくい上げて事業をする方式。極端なことを言うと、真っ白な状況から、事業をひとまず始めてみて、市場の反応を見ながら徐々に事業を洗練させていくというモデル。

 

空き家活用のモデルは本当に様々だと感じた。

今後の空き家活用について引き続き模索していきたい。

 

f:id:ina-tabi:20180120235339j:image