なんでわざわざ?というものがなんか面白い

古民家の活動、なんでやるの?と尋ねてくる人がいる。

広いくくりで見ると、中古のマンションとかに投資すればすごく儲かるし、なんでわざわざ経済規模の少ないところに手を出すのか、求めている人少ないでしょと考える人がいる。

 

確かにそれはそうだ。ただ当たり前のことを当たり前のようにやって利益が出ましたというビジネスをした時に、確かに税金納めて社会貢献になるし、生活がきちんとできるので、それを求めて生きる人にとっては満ち足りた生活ができる。

 

ただ、それ面白い!!!!!!!!!!って言う人が何人いるかがぼくにとっての大事な基準だ。ひねりもインパクトもなく、くだらなさのない優等生的なビジネスはやりたくない。いままでのレールに乗っかっても、生きてるって感じがしない。だから、つねに斬新さを自分に求めてる。

 

都会のベンチャー経営者から見れば、古民家を単体で平面的に見ると、経済的な価値は薄いように見える。しかし、古い町として捉えたときに、「公益的な観光価値」が生まれる。また、古民家活用に含まれるメッセージ性を文字や言葉として伝えていき、多くの人にインパクトを残すことで、そこにまた価値が生まれる。そうやって、1つ1つ価値を作って工夫していくことの面白さが、すでにある市場のスキマを狙ったり、すでにあるレールに乗っかったりすることよりも自分にとっては魅力的に映る。

 

今日は、パズルづくりのイベントに場所貸しをした。ビンゴのボードがパズルになってて、配列を変えられるという。「運ではなく実力も含むビンゴ」というコンセプトは本当に面白い。たくさんこれからも面白いことをやりたい。

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