いまとても注目されているHAGISOという古民家が東京の谷中にあるので、行ってきた。
やはり、コンセプトが凄かった。
街ごと泊まる宿として、機能している点がすごい。
街ごと泊まると言われると、個人的には、兵庫県篠山にあるNIPPONIAを思い浮かべる。
ただ、そことも違う谷中ならではの独自性が出ているなと思ったので、そのポイントをまとめてみた。
①HAGISOは宿泊のハブ
HAGISO自体は、宿泊のフロントになっている。しかし、泊まるのはHAGISOではなく、周辺にある空き家だそうだ。チェックインとチェックアウトの窓口がHAGISOなのだ。
②HAGISOは食事のハブ
宿泊者は、街のどこかのお店に行くか、HAGISOに食事に行く。HAGISOの1階はレストランになっていて、そこで朝食を食べるとなんと350円!!らしい。(ただ、小さくドリンクを頼んだときのみと書いてあったが、それでも高級っぽくてオシャレなレストランだったので、安いものだ。)
③HAGISOはアートのハブ
もともと、東京芸大の学生達がシェアハウスをする場所だったらしい。その所以あってか、HAGISOの2階には、宿泊の受付に加えて、アート作品が買えるショップになっている。
また、1階のレストランの一角にはアート作品が飾られ、一つ一つの家具に対するこだわりが見られる。
お風呂も、宿泊場所にはシャワーしかないので、周りの銭湯に行くしかない。そうやってお客さんの導線が出来ている。他にも空き家を改修した、面白い事例があり、それらもまるごと楽しめて、立地もいいのでかなりの成功事例だと感じた。
HAGISOのHPはこちら。