【東京-石川500km徒歩】4日目 群馬県富岡市〜長野県軽井沢町(40km)

本日は徒歩の旅4日目。群馬県富岡市から長野県軽井沢町までのコースである。山は権化のような荒々しい姿を見せ、魔性の霧が幻想的な世界を作り出した。現実世界とは到底思えない1日であり、最高のファンタジーを僕に見せてくれた。

 

嵐の前の、のどかな田園風景

この徒歩の旅のコースは、道中の高低差がもっとも大きいルートだ。952メートル、山登りのような道になりそうなので、気を引き締めねば。

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スタート地点は、群馬県富岡製糸場。この近くにテントを張り、少し歩いて一目見ておこうと門だけ見にきた。午前6:00、誰もいない富岡製糸場

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犬村くんと一緒に写真を撮っておいた。

 

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遠目から見るとこんな感じ。


 

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この辺の風景は、どこを撮っても絵になる。小さな線路に、古びた民家。緑あふれる美しい風景だ。

 

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景観を保全しているのか、きちんとコンビニの色も茶色に染められている。

 

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少し歩くと、延々と続く緑が心地よい。ただひたすらに田んぼや畑を縫って、自然の中を進んで行く。

 

途中、信号待ちの車のドアが開いて、突然声をかけられた。

妙義山って山ヒルいましたか?」

僕は登山者に見えたらしい。

「石川まで歩いて行くんですー!」

唖然とされてしまったが、こうやって声をかけてくれるのは嬉しい。

 

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途中、腹が減ったのでスーパーマーケットに立ち寄った。地域の人が食べるものを直接買いたい!と思ったので、野菜入り焼き餅なるものを買ってみた。

 

外のベンチで食べていると、猫が寄ってきて、欲しそうにじっと見つめてきた。横のベンチで座っていたおじさんが斜め横から「ほれ!」とイカを投げたので、猫は喜んでいた。「もっと食べろもっと食べろ!」とどんどんあげていた。しまいには、容器ごと「ほい!」と投げて、舐めさせていた。

 

僕は、猫に食べ物をあげる余裕がないと思ってしまったのが恥ずかしかった。もっと気前よくあげたらよかったのに。猫に餌を気安くあげるっていうのは、猫の戦闘能力を奪うことになるのでは?などとも考え始めたが、あほらしくなってやめた。

 

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山に向かって、進んで行く。長野まで97kmか!まだまだ長い道のりは続くのだ。

 

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徐々に空は曇り始め、同時に妙義山をはじめとした山々が荒々しい姿を見せ始めた。険しいその姿は、息を呑むほどに神々しく、人々の信仰の対象としてどっしりと佇んでいた。

 

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横川の駅周辺に着いた。鉄道駅はここまでで、ここからは道路しかない道となる。「おぎのや」という有名なお店に立ち寄った。ここで、なんとしてでも食べたいものがあった。

 

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それは、この峠の釜飯だ。栗に卵に、しいたけに。肉に、生姜に、グリンピースと、彩り豊かに盛られており、自分の好きなものをギュッと集めたような贅沢感があった。1080円でこれが食べられるのは嬉しい。

 

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山菜もギュッと詰まっていて、塩加減が濃いめで絶妙な旨さがあった。汗水流して働いた農夫が食べてそうな味だったし、峠越えに備える旅人がエネルギーを蓄えるためにほおばってそうな味でもあった。

 

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腹ごしらえをした後は、再び道中を進む。道路は2つに別れる。一人で旅をしていると、どんどんスケールが大きい妄想をするようになる。この選択肢が人生の岐路でもあるように、じっくりと見据えた。右が碓氷バイパスで、左が旧碓氷峠、どちらでも軽井沢には行ける。今回は、急いでいたので30分短い旧道を選択した。

 

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どちらかというと旧道の方が、寂れている。道端には草木が生い茂り、まるでここが世の果てに忘れ去られたかのように人は誰も歩いていない。途中大きな獣の死骸があった。おそらく、イノシシだろう。はじめは何かわからなかったが、牙が肉塊から飛び出していた。さあ、世の果てにでも歩いて行くことにしよう。

 

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徐々に高度は高くなり、坂道も急勾配となっていく。少し雨が降ったり止んだりで雲行きが激しくなってくる。音楽を聴いて気を紛らせた。

 

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標高が700mを超えた頃、霧と雨は激しさを徐々に増していった。辺りがどんどん見えなくなっていく。レインコートを着用して、霧の世界に包み込まれて行く。後ろからきたトラックが接近してくるのが断然恐ろしくなってくる。夕方の17時頃。次第に世は更けて行く。

 

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標高1000m地点で長い長い上りはなくなった。オレンジの光が周囲を煌々と照らし、誰もいない世界でたった一人生きる僕に、意味のない微かなスポットライトが当たっているような気がした。空からは大粒の雨が降り続き、全体的な疲労感から足取りは非常に重い。最高地点まで登ってそれから、ひたすら下った。

 

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途中、死亡事故発生地点の看板が現れた。急カーブをしている道路の脇に立てられていた。恐ろしくなり、足取りを早めた。微かな光を頼りに、世が更けた道を進んで行く。

道路から逸れて森の中を進んで行くと、オレンジ色の光が墓場を微かに照らしているのが見えた。どこまでも続く静寂があたりを包みこんでいた。どうやら僕はノルウェイの森のような深い世界に迷いこんでしまったようだ。

 

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ガソリンスタンドでトイレに行ってから少し歩くと、突然あたり一面に軽井沢の街が広がった。そこは、霧の街だった。1メートル先は白い霧の中。視界がぼやけてはっきりと現実を捉えることができない。疲労感で頭もぼうっとしている。

 

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ショッピングモールの脇を通ってから、やっと現実に引き戻された。美術館のミュージアムショップのバイトでご一緒した水谷さんのご紹介で、バーをやっている小澤さんという方の連絡先をいただいていた。そこを訪ねることにした。

 

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バーに立ち寄ったところ、白髪の紳士的なおじさまが出てきた。声が優しく堂々としていて、服もピシッと決まっていた。「まず外でご飯食べてきな!」と言われ、近所の方に美味しいご飯屋さん「Zuku」に連れてきてもらった。僕の東京から加賀への徒歩の旅の話をすると、店の人みんなが喜んで聞いてくれたし、フライヤーをもらってくれた。

 

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ご飯に魚に味噌汁。染み渡る美味しさで、雑味がなく気品にあふれた空間と人々に囲まれ、汗臭い僕はありがたみを感じずにはいられなかった。とにかく、アジがものすごく美味しかった。

 

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それから、バー小澤で飲んだ。みんな周りにいるのは経営者ばかりで、洋物に詳しく、非常に質が高い空気感に包まれていた。Tシャツと短パン1枚の僕を暖かく迎え入れてくれて嬉しかった。

 

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軽井沢の人はきちんとプライドを持っていた。媚びることなく、拒むこともないような凛々しい方が多かった。バーを経営している人と話をすると、今度寄っていきな!と言ってお店の名前を教えてくれた。東京で働くのと違って、ここはもっと生産者と近い関係ができていて、コミュニティが豊かなんだと教えてくれた。

 

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「疲れた体を癒すお酒をください」と注文したところ、このお酒が出てきた。ミントの爽やかな香りと、グレープフルーツの酸味が体に染み渡り、名前もわからないお酒をぐびっと飲み干した。その後、近くの公園にテントを張って寝た。

 

軽井沢の出会いに感謝、水谷さんご紹介いただき本当にありがとうございました。明日は、長野県上田市に向かいます。

 

【本日のルート】

東京ー石川 徒歩の旅

4日目

群馬県富岡市から長野県軽井沢町

40km

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【お知らせ】

石川県加賀市へのゴールについて

9月14日(土) 11:00

場所:FUZON KAGA Cafe and Studio(石川県加賀市大聖寺魚町21)

内容:ゴールテープを貼っていただき、地域の方や運営メンバーなどが見守る中でゴールして、徒歩の旅を完了。稲村が感謝の言葉を述べる。

 

石川県加賀市での徒歩の旅報告会について

9月14日(土) 12:00~13:00

場所:タビト學舎(石川県加賀市大聖寺荒町43番地)

人数:30名程度を想定

内容:ゴール後にタビト學舎の教室に移動して会場準備。稲村が道中での出来事や出会いを報告し、旅の振り返りを行う。時間は1時間で、この模様はライブ配信も行う。

 

【東京ー石川500km徒歩の旅(第2弾)について】

2017年6月に行なった東京から石川までの徒歩の旅、第2弾を行います。今回はコースを変えて、北陸新幹線沿いのルート約500kmを、8月31日〜9月14日までの2週間で歩きます。前回の旅はこちら

今回のテーマは、加賀人探し旅。東京23区(東大赤門加賀藩邸跡)から石川県加賀市までの道中、石川県加賀市出身者の人を探して話を聞き、その出会いと気づきを到着先の加賀市で報告するという企画です。この旅を通して、地域の魅力を再発見しようと考えています。

また、この旅には石川県加賀市には全く関係のない約30名のクリエイターがデザイン制作に関わったり、一緒に歩いてくれたりする予定です。旅がより面白くなりそうで、ワクワクしています。

 

 



【東京-石川500km徒歩】3日目 埼玉県寄居町〜群馬県富岡市(38km)

こんにちは、早起きが得意になった、イナムラです。徒歩の旅3日目は、 埼玉県寄居町から群馬県富岡市までの38kmのルートでした。基本は国道254号の一本道で、単調なルートではありましたが、徐々に徒歩旅の醍醐味が徐々に見えつつある一日でした。

 

今日から、孤独な旅が始まる

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お買い物は、寄居町で。どこの街でも、経済は潤って欲しいもの。朝日に照らされながら、道中を淡々と進む。

 

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シャッターの絵が浮世絵のようでカラフルでとても綺麗だ。

 

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人気を薄々と感じながらも、朝日に照らされながら、人通りのない道を進む。途中コンビニに立ち寄ったら、「どっか旅に行くんですか?」と訪ねてきたので、フライヤーを渡しておいた。こういう些細な交流が楽しい。

 

 

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途中クレヨンしんちゃんの会社があったので、犬村くんとコラボしてみた。一人で「クレしんと犬村」という動画を勝手に作ってみたが、恥ずかしいので公開するのをやめた。

 

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途中、待ちに待っていた「猛犬に注意」の張り紙があって、犬村くんと写真を撮った。犬村くんはにこにこしているので、全然猛犬に見えない。しかし、このギャップがまた良い。

 

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途中、なぜか道端でポケモンが挟まっていたので、犬村くんと2ショットを撮ってみた。このポケモン、上目遣いがなかなかに可愛げがあった。

心染み入る神川での梨プレゼント

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埼玉県の神川というエリアは、梨が有名な場所だ。やっぱりご当地モンは道の駅でみるでしょ!と思い、立ち寄ってみた。

 

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梨梨梨梨梨。梨が盛りだくさん。試食しようと思ったけど、全部食べられ尽くしていた。ちなみにこの辺の他のスーパーも全部食べられ尽くしており、梨の試食は大人気だということがわかった。僕もここまで梨好きの地域の梨をぜひ食べてみたいと思った。

 

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道端にあるこじんまりとした梨屋に立ち寄った。徒歩の旅の話をしてから、梨を食べたいという流れになったとさ。

 

僕「梨ください!1個から売れますか?」

梨屋のおじさん「良いよ。100円くらいかな。」

僕「グラムあたりで測ってもらっていいですよ」

梨屋のおじさん「(重さを測る)」

梨屋のおじさん「240円だったわ!」

僕「そしたら、それください。」

梨屋のおじさん「じゃあこれもあげる。豊水幸水で幸せになってくださいね。」

僕「(思わぬプレゼントに)ありがとうございます!!!」

 

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大感激のプレゼントだった。単なる2つの梨が、こんなに思いのこもったプレゼントになるなんて。2つの梨を皮からしゃぶりつき、丁寧に味わった。

 

長い長い道のり

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それから、マクドナルドでブログを書いて、もう夕方になってしまった。先を急いだ。空腹から、ドラッグストアでコーヒーと鮭を買ったがあんまり美味くなかった。安いものにばかり手を出していてはよくない。次第に、音楽を聴きながら自分を鼓舞するようになった。そうでないとなんかやってられないような感覚になった。足が徐々に披露してきたのだ。

 

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夜は更けた。18:00ごろ、両足が痺れてきた。なかなか前に進まないので、15分ごとに休んだ。2年前の徒歩の旅で塩尻峠を超えた時と同じ感覚だ。足全体が熱くなり、唐辛子を仕込んだかのように、ピリピリとしてくる。ストレッチにとにかく時間をかけた。

 

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コンビニで麦茶を買って、外で足を冷やしながら、パソコンで作業をする。なにしろ、休憩時間が多いと物事が進まないので、とてももどかしい。

 

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富岡製糸場に行くだけの余裕はもちろんなかったが、無事に群馬県富岡市についた。時計を見ると、もう22時だった。ガストくらいしか空いているところがなさそうなので、そこに入った。

 

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担々麺はとても美味しかった。体に染み渡るさっぱりとした味。汁まで全部ゴクゴクと飲んだ。いよいよ徒歩の旅らしくなってきた。出会いあり、辛さあり、幸せもあり。人間が人間らしく生きているような感じがして、きついはずなのにどことなくワクワクもした。



【本日のルート】

東京ー石川 徒歩の旅

3日目

埼玉県寄居町から群馬県富岡市

38km

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【お知らせ】

石川県加賀市へのゴールについて

9月14日(土) 11:00

場所:FUZON KAGA Cafe and Studio(石川県加賀市大聖寺魚町21)

内容:ゴールテープを貼っていただき、地域の方や運営メンバーなどが見守る中でゴールして、徒歩の旅を完了。稲村が感謝の言葉を述べる。

 

石川県加賀市での徒歩の旅報告会について

9月14日(土) 12:00~13:00

場所:タビト學舎(石川県加賀市大聖寺荒町43番地)

人数:30名程度を想定

内容:ゴール後にタビト學舎の教室に移動して会場準備。稲村が道中での出来事や出会いを報告し、旅の振り返りを行う。時間は1時間で、この模様はライブ配信も行う。

 

【東京ー石川500km徒歩の旅(第2弾)について】

2017年6月に行なった東京から石川までの徒歩の旅、第2弾を行います。今回はコースを変えて、北陸新幹線沿いのルート約500kmを、8月31日〜9月14日までの2週間で歩きます。前回の旅はこちら

今回のテーマは、加賀人探し旅。東京23区(東大赤門加賀藩邸跡)から石川県加賀市までの道中、石川県加賀市出身者の人を探して話を聞き、その出会いと気づきを到着先の加賀市で報告するという企画です。この旅を通して、地域の魅力を再発見しようと考えています。

また、この旅には石川県加賀市には全く関係のない約30名のクリエイターがデザイン制作に関わったり、一緒に歩いてくれたりする予定です。旅がより面白くなりそうで、ワクワクしています。

 

 






【東京-石川500km徒歩】2日目 埼玉県川越市〜埼玉県寄居町(39km)

徒歩の旅の2日目は埼玉県川越市氷川神社からスタート!埼玉県寄居町を目指す。

今日も充実しすぎたので、書ききれず...。

 

今回の旅のマスコットキャラクターであるぬいぐるみ「犬村くん」の ぬい撮りに絞ってご紹介して行くこととする。ぬい撮りとは、お気に入りのぬいぐるみを旅行先に持って行って、様々なシーンで撮影をして、共有することだ。

 

道中はあちらこちらに面白いものが。

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清水さんとけだしろくんと氷川神社で。

 

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国道254沿いのルートを北へ進む。

 

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途中手作り品が並ぶ直売所に。

 

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犬村くんのぬいどり、ここら辺から加速する。風景をボカすか、犬村くんをボカすか、色々試行錯誤してみる。

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途中、自転車が高く積まれているのがものすごい迫力。

 

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オシャレな北欧のリサイクルショップを発見!なぜか隣に子供が乗れる馬がある。

 

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この陶器はシックでかっこいい。

 

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1つ1つ模様が網目状になっているこのお皿たちもあった。

 

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武蔵嵐山駅に到着!

 

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ゆるキャラの嵐丸と一緒に犬村くんをコラボさせてみた。嵐丸の圧倒的インパクトに開いた口がふさがらない。

 

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駅の観光案内所におみくじがあったので引いてみた。

末吉だった。

 

勝負はまず自分自身に勝つことから始まる。

相手と戦う前に、自身の心に潜むもう一人の自分と戦っているものである。

自分自身に負けてしまうようでは、戦う前に勝負は決している。

故に強い人は自分にも厳しいものだ。

 

と書いてあった。自分の今の状況とぴったり合っていて叱咤激励いただいた。これからの自分に期待する。

 

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観光案内所の人に「ラーメン五月」というお店を紹介してもらった。フライヤーを渡してから、お昼に移動。

 

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ここで辛モツ焼きそばといううまいご当地グルメをたべた。焼きそばより少しスパイスが効いており、中国の山奥で食べた焼きそばっぽい食べ物を思い出した。

 

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ここでも、犬村くんとぬい撮り。そこから、小川町を通り、寄居に向かう。

 

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マムシに注意の看板が、

 

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 犬村くんに注意でした!

などと遊んでみる。

 

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途中に出会った犬とコラボレーションしてみる。

 

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100円の使えないボロい自販機が印象的だったので、載せておく。お金入れたらぐちゃぐちゃに握りつぶされたペットボトルとか出てきそう。

 

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さて、18:00ごろには最終目的地の埼玉県寄居町に到着。夜は、荒川沿いにテントを張って寝た。今日は、陸上経験者で中央大学出身と共通点の多い清水さんとそのご家族のサポートのおかげで、体に大きな負担がかかることなく過ごすことができて本当に感謝一杯の1日だった。

 

【ぬい撮り集】

ここで、清水さんが撮ってくれたぬい撮り集を載せておく。

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川越の氷川神社にて。

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東松山付近の道路にて。

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小川町付近の山っぽいところにて。

 

【本日のルート】

東京ー石川 徒歩の旅

2日目

埼玉県川越市から寄居町

39km

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【お知らせ】

石川県加賀市へのゴールについて

9月14日(土) 11:00

場所:FUZON KAGA Cafe and Studio(石川県加賀市大聖寺魚町21)

内容:ゴールテープを貼っていただき、地域の方や運営メンバーなどが見守る中でゴールして、徒歩の旅を完了。稲村が感謝の言葉を述べる。

 

石川県加賀市での徒歩の旅報告会について

9月14日(土) 12:00~13:00

場所:タビト學舎(石川県加賀市大聖寺荒町43番地)

人数:30名程度を想定

内容:ゴール後にタビト學舎の教室に移動して会場準備。稲村が道中での出来事や出会いを報告し、旅の振り返りを行う。時間は1時間で、この模様はライブ配信も行う。

 

【東京ー石川500km徒歩の旅(第2弾)について】

2017年6月に行なった東京から石川までの徒歩の旅、第2弾を行います。今回はコースを変えて、北陸新幹線沿いのルート約500kmを、8月31日〜9月14日までの2週間で歩きます。前回の旅はこちら

今回のテーマは、加賀人探し旅。東京23区(東大赤門加賀藩邸跡)から石川県加賀市までの道中、石川県加賀市出身者の人を探して話を聞き、その出会いと気づきを到着先の加賀市で報告するという企画です。この旅を通して、地域の魅力を再発見しようと考えています。

また、この旅には石川県加賀市には全く関係のない約30名のクリエイターがデザイン制作に関わったり、一緒に歩いてくれたりする予定です。旅がより面白くなりそうで、ワクワクしています。

 

 
















 

【東京-石川500km徒歩】出発の会&1日目 東京大学赤門〜埼玉県川越市(41km)

こんにちは、あまりにも旅が充実しすぎて、ブログをやっとこさ更新できたイナムラです。東京-石川500km徒歩の旅の8月30日〜8月31日の出発の会と1日目の様子をまとめておきます。

ライブ配信を中心にした出発の会!

まずは、8月30日の夜に行われた出発の会。約10人前後が集まり、徒歩の旅の概要、関わってくれている方々、持ち物などざっくばらんにお披露目を行なった。石川県加賀市をはじめとした他地域の方にも届けたいという思いから、facebookツイキャスを使ってライブ配信もしたので、前回の徒歩の旅の出発の会とはかなり雰囲気も違う会になった。対話形式で会が進められたのはよかった。

 

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パワポを使って、まずは今回の旅の概要を説明していく。今回の旅で大事にしているポイントは、「人が繋がる」ということ。特に東京都から石川県へと向かう道中、石川県加賀市出身者を訪ね歩き、加賀市のことを色々教えてもらうという点、そして、この旅の運営に30名ほどの東京周辺に住むクリエイターが関わっているという点などを大事にしている。

 

人口減少が進む地域が増えるなかで、地域のことが好きになって、関わる人が増えていく未来を描きながら、このプロジェクトを進めていけたらと考えている。

 

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旅の概要を掴んでもらったあとに、文京区在住の石川県加賀市出身者の方に実際に加賀市の話を伺った。

 

加賀市塩浜町ご出身の方で、高校から小松市に通うようになったそうだが、子供時代は石川県加賀市で過ごしたとのこと。海も山も見えるのがとても良いとおっしゃっていた。塩浜の田んぼの風景加賀温泉駅近くの観音様は印象的だそうで、1年に一回は加賀市に帰っているそうだ。

 

また、石川県加賀市と文京区のつながりについて、とても興味深いことを調べていただいた。加賀市篠原にある首洗池が、なんと実は東京都文京区の実盛坂の下にもあったと伝えられているそうである。この首洗池、源氏の木曽義仲と平家の戦いの際に、平家が破れ、ただ一人踏みとどまった斎藤実盛という勇敢な武将の首を洗った池とのこと。

 

僕も今回、色々なご縁で東京都文京区から石川県加賀市に出発できたことを嬉しく思う。

 

道中は、加賀市出身者にどんどんお会いしていきたいので、ぜひ北陸新幹線沿いで石川県加賀市出身の方がいらっしゃったらお声がけいただきたい。

 

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出発の会の後、近くの「東瀛(とうえい)」という中華料理屋で食事をすることとなる。もう一人の加賀出身者の道場さんも加わり、とても楽しい会となった。

 

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この食事の席で、この徒歩の旅のキャラクター・犬村くんをきっかけに隣の席の方と仲良くなる。なんとこの方、貿易会社の社長さんだそうで、徒歩の旅の話をすると応援するよ!と気前よく言ってくれた。とてもありがたい。

 

なんとその場で金沢マラソンを立ち上げたという友人の元に電話をしてくれて、何か連携できないかを相談してくれた。2万人の参加者がいるお酒のグループでも情報を流してくださるとのことで、本当にありがたい。出発の会の早々に、ご縁に恵まれている。

 

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最近、全裸監督にはまったそうで、その本にぜひサインをして欲しいとのことで、この旅初サインをさせていただいた。僕も一昨日に全裸監督を観たので、どことなくご縁を感じた。遠田さんが作ってくれた「加賀」の文字のハンコを本に押させていただいた。ハンコは旅の中でどんどん使っていくことにする。

 

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食事の後は、まだ少し余力もあったし、今回映像担当のけだしろくんと東大赤門付近まで歩くことにした。夜の22:00にラブホ街から出発するというのもなかなかに面白い。今回、出発の会の会場を提供いただいたPLUS KAGAのみっちーが住むシェアハウス「ホーホケ居」のみなさん、本当にありがとうございました!

 

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夜の赤門は、堂々として光り輝き、出発前の静寂があたりを包み込んでいた。その後、宿泊場所へ移動。日をまたいだ頃には早くも寝ていた。

 

徒歩の旅1日目は駒込駅からスタート!

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 次の日、早朝の6:30頃にいよいよ徒歩の旅はスタート!本日の徒歩メンバーは駒込駅に集合して、歩き始めた。けだしろくん、すぎたさん、松田さんが一緒に歩いてくれる。

 

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徒歩の道中は、2時間に1回くらいのペースで休憩を挟んでいく。 途中の休憩地で、足をあげまくっている親子を見た。運動大好きそうだ。子供の頃って、足のやわらかさとかどこまで上げられるのかとか、競争ばっかりしてたなと思い出した。やはり、道中では人間観察とか、風景観察とか、あれこれツッコミを入れるとか、勝手に想像して楽しんじゃうとか、そういうのが楽しい。

 

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木に傘を引っ掛けるとか、木だけに気になる。自転車にひっかければよかったじゃん!とは思ったが、良い傘置き場があった!とばかりに無意識に引っ掛けたのだろうか。

 

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途中にキリンがそびえ立つビルがあった。アート作品なのだろうか。空にそびえ立つキリンの姿は凛々しく、ビル自体もやけに凛々しく見えてくる。ちなみにこのビル、「キリンビル」だそうである。キリンビールと間違えそうな名前だが、無個性なビル群の中にある圧倒的な個性に脱帽だった。

 

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落書き系を眺めるのも面白い。これは、織田信長の落書きだ。一般的な信長のイメージとは異なり、めちゃくちゃ可愛らしい信長の描き方が良い感じだ。

 

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さて、途中から街中を離れ、遠く遠く続く土手の上に出た。ちょうどいいので、休憩することにして、足を伸ばした。今回の徒歩の旅の靴は、「HI-TEC」というイギリスのブランドを選んだ。

 

ポイントは、値段、防水、クッション性、幅広、などである。紐は黒かったが、徒歩の旅をする際に目立つように赤い紐に付け替えている。今後、シューズに関しては、スポンサーがつけられるように頑張る。

 

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みんなで腰を下ろして、2回目の休憩。サッカーや競輪、野球などの選手たちが練習しているのを眺めているのは楽しい。子供がいるなら、どんなスポーツをさせたいかなどを話していた。

 

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さて、お昼前に差し掛かると、とても暑くなってきた。汗が出まくってしょうがない。無言になったと思えば、みんなで歌を唄い出すなどして、気分を紛らわせる。風鈴や波の音のBGMをyoutubeで流すなどして、気分を涼しくする。

 

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喉がカラカラだが、周りはご覧の通り工場ばかり。飲み物を買おうと思っても買える場所がない。セブンイレブンを発見したはいいが、土手から降りる道がなく、断念するなどなかなか川歩きも大変だと気付かされた。自販機が見つかった時はみんな大喜びして炭酸とかスポーツドリンクをぐびぐび飲んだ。

 

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お昼は、秋ヶ瀬公園近くの「おやじのうどん旬」というお店へ。めんつゆの中に入っている焼き豚がとても柔らかくてとろけるようにうまかった。お店のおかみさんに徒歩の旅の話をしたところ、とても興味を持ってくださり、フライヤーを貼っておくよ!と裏に持っていってくれた。松田さんはここで用事があり、東京へと戻っていった。また、14日目に会おう!と田舎に泊まろう風の見送りをした。

 

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再び歩き始めて間も無く、伝書鳩を発見した。伝書鳩って本当にいたんだ!素直にびっくりした。空に放っても戻ってくるなんて、なんと賢いのだろう。グーグルマップを見ないと町で歩けない我々と脳みそを比べてみたいと思いながらも、じっと観察してみた。

 

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さて、一行は徐々に川越へと近づいていく。道中、綺麗な田んぼが広がっており、冒険している感を表現したくなって、三脚で写真を撮ったらワンピースっぽい写真が撮れた。

 

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16:30頃、苦戦したがようやく南古谷駅に到着。ここで、小沢さんと息子さん、古谷さん、寄金さんの4人と合流。残りの1時間弱を川越まで同行していただく。

 

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冷たいスイートポテトと飲み物の差し入れをくださり、とてもありがたい。疲れが少しふっとんだ。やっぱり自分、さつまいも好きだなと改めて思った。

 

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それから、大人数で川越へと向かう。道中、マンションの一角に「すいすい」という駄菓子屋さんがあって子供がたくさん集まっていた。屋台の作りもなかなかにオシャレで、子供たちがあれほしい!これほしい!とおっちゃんに声をかけていた。シャイなイナムラは声をかけることができず、見守った。

 

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さて、川越の街並みが見えてきた!ここで、出発の会でおかぴーさんに授けていただいた犬村くんのぬいぐるみと記念撮影。こういう写真のことを「ぬいどり」と言うそうで、今後積極的に撮影してTwitterにあげていくことにする。

 

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それから間も無く、川越に到着!川越に住んでいる消しゴムはんこを作っていただいた遠田さんのおすすめで、蔵里というお土産屋や埼玉のお酒の飲み比べができる自販機があるお店を見学する。なかなか珍しい自販機で、こういう自販機もあるんだ!と驚きが隠せない。

 

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その後、こちらも遠田さんのおすすめで、すずのやというお店へ。地域の食材をふんだんに使った食事が楽しめるお店で、建物のリノベーションも開放的でナチュラルな木材を使用したオシャレな造りになっている。

 

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例えば、この炊き込みご飯がとても美味しかった。可愛らしく刻まれたネギとゴマが全体的にかけられ、キュウリや人参が添えられていて、色味が良い。奥の蜂蜜とレモンが入っている「川越パナシェ」という特製ビールも、甘くてすっと喉を通る飲みやすいビールだ。

 

その後、温泉に入って、この日の徒歩の旅は終了。ご縁で地域の方のお宅に泊まることができ、明日に備えて24時すぎには寝た。人との出会いが色濃く、同行者もいてくれてとても楽しい旅の幕開けとなった。明日は埼玉県の寄居町を目指して歩く。

 

【本日のルート】

東京ー石川500km徒歩の旅

出発の会&1日目 

東京都文京区から埼玉県川越市

41km

59802歩(8月31日の歩数)

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【お知らせ】

石川県加賀市へのゴールについて

9月14日(土) 11:00

場所:FUZON KAGA Cafe and Studio(石川県加賀市大聖寺魚町21)

内容:ゴールテープを貼っていただき、地域の方や運営メンバーなどが見守る中でゴールして、徒歩の旅を完了。稲村が感謝の言葉を述べる。

 

石川県加賀市での徒歩の旅報告会について

9月14日(土) 12:00~13:00

場所:タビト學舎(石川県加賀市大聖寺荒町43番地)

人数:30名程度を想定

内容:ゴール後にタビト學舎の教室に移動して会場準備。稲村が道中での出来事や出会いを報告し、旅の振り返りを行う。時間は1時間で、この模様はライブ配信も行う。

 

【東京ー石川500km徒歩の旅(第2弾)について】

2017年6月に行なった東京から石川までの徒歩の旅、第2弾を行います。今回はコースを変えて、北陸新幹線沿いのルート約500kmを、8月31日〜9月14日までの2週間で歩きます。前回の旅はこちら

今回のテーマは、加賀人探し旅。東京23区(東大赤門加賀藩邸跡)から石川県加賀市までの道中、石川県加賀市出身者の人を探して話を聞き、その出会いと気づきを到着先の加賀市で報告するという企画です。この旅を通して、地域の魅力を再発見しようと考えています。

また、この旅には石川県加賀市には全く関係のない約30名のクリエイターがデザイン制作に関わったり、一緒に歩いてくれたりする予定です。旅がより面白くなりそうで、ワクワクしています。

 

 

【東京ー石川500km徒歩】イナムラの加賀人探し旅・靴選びとミーティング

こんにちは、物を買うのには慎重な、イナムラです。

 

アメ横に行ってきた。

「最強のシューズ」を手に入れるのが目的だ。

歩くにはシューズ選びが非常に重要になる。

 

アメ横「東京-石川500km徒歩の旅」の靴選び

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アメ横に着いたのは、8月26日(月)17:00ごろ。

それにしても、アメ横ってシューズを売っているお店が盛りだくさん。 

 

ぼくが行ったお店は、

ABCマート

・スポーツジュエン

東京靴流通センター

などだ。

 

ウォーキングシューズを選ぶポイントは、防水性や撥水性などの水を弾く力だろう。これがないと、長距離徒歩の旅では雨後に足がぐちょぐちょのままで歩かないといけないのが大変だ。

 

これがランニングシューズとの違いで、軽くするためにメッシュ構造を取り入れているランニングシューズだと水を弾くことができない。


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ABCマート

ニューバランス系かトレッキングシューズ系で良さげなものがあった。トレッキングシューズだったら、1.5万円以上が普通なので、値段的に高すぎる。やはり、5000円台からあるニューバランスが優秀だ

 

●スポーツジュエン

やはり、ランニングシューズしかないので、徒歩に向く靴は少ない。アシックスのシューズが割と靴底厚めで水が入りにくいとのことだったが、側面からの雨を防ぐことができるシューズはなかった。

 

東京靴流通センター

どっちかというとカジュアル路線で行っているのがここ。デザインに凝っているが、機能性の点では防水ができるくらいで、撥水機能がある靴は置いていなかった。

 

結論→ABCマートがベスト

(他にも、3店舗くらい回ってみたが、良さげな靴はなかった。もう少し考えてから靴を買いたい。)

 

 

東大の食堂で「東京-石川500km徒歩の旅」の歩く人ミーティング

 

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東大赤門で、18:00に集合。ここを集合にした理由は次の「東京-石川500km徒歩の旅」で、通ろうと思っている場所だからだ。今回のミーティング参加者は5名。1日目、2日目、9日目、14日目で歩いてくれる人だ(写真撮るの忘れた!笑)

 

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なんか、赤門近くに加賀藩に関係しそうな建物があったので写真を撮っておいた。


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東大の学食はめちゃオシャレだったが、特に写真映えがするわけでもない赤門ラーメンを食べた。赤門ラーメンはその名の通り赤くて、まるでミートソーススパゲティのようなラーメンだった。ちなみに、スパイスはこっちのほうが断然効いていて辛い。しかし、なかなかにうまかった。

 

ミーティング内容は、どこで当日合流するのか、どんな持ち物を持って行くべきか、途中の見どころ(宿、食事、銭湯など)は何かということをざっくばらんに話をした。また、徒歩の旅のコース当日になったら、歩く人を紹介していく。徒歩の旅の同行者は、全日程で合計で7人ほどになりそうだ。それにしても、徒歩の旅を一緒に楽しめる人がいるということは、本当に幸せなことだ。一人では、断然辛い旅になるから

 

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家に帰ったら、グッズチームのNOGUCHIさんが作ってくれた徒歩の旅のフライヤーが完成して届いていた。徒歩の旅の道中で、配ることにする。さあ、徒歩の旅のスタート(8月31日)まであと5日。歩き出せるのがとても楽しみだ!

 

【お知らせ】

8月30日(金)18:30~20:00

徒歩の旅、出発の会(お披露目会)を開催します。今回は、ライブ配信がメインで参加者は10人くらいの予定です。

内容:前回の徒歩の旅振り返り、今回の旅の概要説明、背景や目的、徒歩の旅グッズの紹介、徒歩の旅の同行者紹介、今後の展開など。

場所: シェアハウス「 ホーホケ居」のお庭

〒110-0003 東京都台東区根岸2丁目13−3
https://goo.gl/maps/fnK3NaMGs5Nert5r5

 

【東京ー石川500km徒歩の旅(第2弾)について】

2017年6月に行なった東京から石川までの徒歩の旅、第2弾を行います。今回はコースを変えて、北陸新幹線沿いのルート約500kmを、8月31日〜9月14日までの2週間で歩きます。前回の旅はこちら

今回のテーマは、加賀人探し旅。東京23区(東大赤門加賀藩邸跡)から石川県加賀市までの道中、石川県加賀市出身者の人を探して話を聞き、その出会いと気づきを到着先の加賀市で報告するという企画です。この旅を通して、地域の魅力を再発見しようと考えています。

また、この旅には石川県加賀市には全く関係のない約30名のクリエイターがデザイン制作に関わったり、一緒に歩いてくれたりする予定です。旅がより面白くなりそうで、ワクワクしています。

 

 

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執筆:稲村行真(ぼく、いぬむら、イナムラ)

地域の魅力を再発見すべく、写真を撮ったり、文章を書いたりしながら様々な企画を立ち上げている。2017年6月に行なった「古民家冒険project」では、東京から石川県加賀市までの約450kmを2週間で歩くことに挑戦。道中30軒の空き家活用事例を取材し、その様子を発信しながら石川県加賀市にたどり着き、空き家活用ワークショップを行なった。この企画はNHKテレビなど、様々なメディアに取り上げていただいた。その他、石川県加賀市の獅子舞の鼻を撮影するプロジェクト「KAGA SHISHIMAI project」などを行なっている。


 

 

 

 

【東京ー石川500km徒歩】イナムラの加賀人探し旅・グッズができてきた!

こんにちは、犬っぽいので犬村と呼ばれるイナムラです。昨日は、東京ー石川500km徒歩の旅に向けて、グッズ製作が進んでいるので、その事について書きます。

 

東京都美術館の約30名のスタッフが徒歩の旅に興味を持ってくださり、一緒に歩く人、SNSで応援してくれる人など現在様々な形で企画が進行中。そのうち約10名がグッズ製作のチームとなっている。

 

マニアフェスタの見学

18:00頃、池袋に集合。まずは、サンシャインシティで行われている「マニアフェスタ」というイベントを見学した。

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徒歩の旅チームは「徒歩マニア」という名前で、9/28(土)~9/29(日)に秋葉原アーツ千代田3331で開催されるマニアフェスタvol3に出店予定で、その下見の位置付けだ。東急ハンズの1階で入り口入ってすぐだから、わかりやすい。

 

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出店者がとても面白い。何かしらのマニアと呼ばれる人だからその視点の偏りが半端ない。例えば、この「ゴムホース」マニアは、ゴムホースの写真ばっかり撮ってる...。

 

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この方は「むらたぬき」マニア。皆さんもどこかでみたことのあるこの狸をグッズにしまくっている。

 

徒歩の旅とマニアフェスタに向けてMT

その後、レストランでミーティング。
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徒歩の旅本番に向けてつくるものと、マニアフェスタ本番に向けて作るものについて、それぞれデザインを決めて、何を何個作るのかなど話し合った。

 

①フライヤー

 


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こちらは、フライヤーの下書きの一部。こちらはグラフィックや染色などのものづくりをしているNOGUCHIさんのデザインである。この犬のキャラクターを「犬村くん」という。稲村が犬っぽいことから、この名前がついた。 

 

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ほかにも、こんなフライヤー案もあるようだ。


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こんなのも。他にもNOGUCHIさんは、シールやTシャツなどの制作アイデアを出してくれている。

 

②陶器
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こちらは、陶器版の犬村くん。これを製作しているのは陶芸作品をつくっているMIOさんだ。


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耳があるバージョンとないバージョンがある。インパクト大!わかりやすくて、笑顔が可愛い。

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湯飲みにしたり、コップにしたり、花瓶にしたり、いろんなアイデアが膨らむ。制作過程が長いのにこんなにパターンを作ってくれることに感謝!

 

③ブックカバー


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こちらは、加賀のカモをブックカバーにデザインするアイデアだ。めちゃかわいい。描いてくれているのは絵描きの矢崎ここさん。


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他にも、カニやカキなど加賀っぽいものがもりだくさん。徒歩っぽいものも組み合わせて、作ってくれている。


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加賀の街を歩いたり、温泉に入ったりしている犬村くん。ほのぼのする素敵な絵だ。

 

④ハンコ

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こちらは、消しゴムハンコの製作をしている遠田さんの「犬村」はんこ。歩いている時に道中あった人とハンコ押して記念撮影しようと考えている。

 

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とても細かく掘られていて、すごい!「加賀」とか足跡のハンコとか、いろんなパターンを作ってくれるそうで楽しみだ。

 

⑤ぬいぐるみ

こちら、まだデザインができていないが、後ほどお披露目する。おかぴーさん、くどうさん、のぐちさん、たなかさん、よりかねさん、すぎたさんなど様々な方が関わってくださり、なんと「ぬいぐるみチーム」ができたので、これからがとても楽しみだ。

 

これからのグッズチームにご期待を!

まだまだ始動したばかりのグッズチーム。東京都美術館でのご縁が、このような形で一緒に活動していける仲間になっていったことが本当に嬉しい。徒歩の旅、マニアフェスタに加えて、近々webのショップも開設予定!今後もお互いを応援し合えるようなものづくりのコミュニティへと発展していけたらと考えている。

 

 

【東京ー石川500km徒歩の旅(第2弾)について】

2017年6月に行なった東京から石川までの徒歩の旅、第2弾を行います。今回はコースを変えて、北陸新幹線沿いのルート約500kmを、8月31日〜9月14日までの2週間で歩きます。前回の旅はこちら

今回のテーマは、加賀人探し旅。東京23区(東大赤門加賀藩邸跡)から石川県加賀市までの道中、石川県加賀市出身者の人を探して話を聞き、その出会いと気づきを到着先の加賀市で報告するという企画です。この旅を通して、地域の魅力を再発見しようと考えています。

また、この旅には石川県加賀市には全く関係のない約30名のクリエイターがデザイン制作に関わったり、一緒に歩いてくれたりする予定です。旅がより面白くなりそうで、ワクワクしています。

 

 

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執筆:稲村行真(ぼく、いぬむら、イナムラ)

地域の魅力を再発見すべく、写真を撮ったり、文章を書いたりしながら様々な企画を立ち上げている。2017年6月に行なった「古民家冒険project」では、東京から石川県加賀市までの約450kmを2週間で歩くことに挑戦。道中30軒の空き家活用事例を取材し、その様子を発信しながら石川県加賀市にたどり着き、空き家活用ワークショップを行なった。この企画はNHKテレビなど、様々なメディアに取り上げていただいた。その他、石川県加賀市の獅子舞の鼻を撮影するプロジェクト「KAGA SHISHIMAI project」などを行なっている。


 

 

 

 

【東京ー石川500km徒歩】イナムラの加賀人探し旅・ミーティング後に坊主バーにいく!

こんにちは、少し涼しくなった今日この頃、イナムラです。8月14日金曜日18:00~、徒歩の旅に向けて一緒に歩く人のミーティングを、歩く人10人のうち5人で行いました。

 

▼こちら、徒歩の旅の概要(徒歩の旅チームのご協力で、フライヤーができました)

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新宿でミーティングを終え、四谷へ移動。

坊主バーでお坊さんに徒歩の旅についての企画を話してみたら、何か面白いアドバイスでもくれるかもしれないと思い、訪ねてみた。

 

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坊主バーは四谷三丁目駅から徒歩5分ほどの場所にある。周囲は飲み屋もいくつか立ち並び、飲みたい人々がうろうろしている。

 

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さて、撮影魂が奮い立ち、ついつい物珍しいものを見たかのような好奇心でシャッターをきる。

 

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坊主バーは2階にある。階段を上りながら、いきなり仏教観溢れる絵がまわりに描かれている。果たして、坊主バーにたどり着いた。

 

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バーのドアを開けると、お坊さんがショットを上下に降りまくっており、腕がもげないのかと心配になる激しさであった。どうやら日本語なまりがあり、中国から来られたお坊さんのようである。

 

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さて、お通しで線香の形をしたベビースターラーメンのようなものが出てきた。飲み物は赤いやつが「愛欲地獄」、白いやつが「ミロク菩薩」、抹茶っぽいやつが「ノンアル沙羅双樹」という名前だった。

 

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こちらは、ごま豆腐。大定番で、大人気の食べ物なんだとか。味が濃いめでチーズっぽくてお酒に合う味だ。

 

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こちらは、「うなぎもどき」という食べ物。うなぎに見せかけて、うなぎではない。お坊さんはうなぎを食べないということか。何で作られているのかについて聞いたが忘れてしまった。

 

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最後の締めは、無限地獄。七味とトマトジュースをベースにしていて、とても後味が辛い。最初はトマトの甘味だけなのだが、あとからジワジワ舌に刺激がきてヤバい。ごっくんと思いっきり飲んだら後が大変なやつだ。

 

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仏さまの占いカードがあったので、やってみることにした。

 

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徒歩の旅にも通じるような様々なアドバイスが書かれていた。「食事を正しくせよ」とか、「平和につとめよ」とか、「人それぞれの個性を見つめよ」とか、チームで徒歩の旅に臨むにあたって重要なことが盛りだくさんだった。

 

坊主バーのお坊さんに、「歩く意味」について尋ねてみた。仏教的に歩くことは、荒業であり解脱(苦しみから逃れ悟る)を目指す行為だが、宗派によって意見は分かれるという。弓は張りすぎず、緩めすぎないくらいが良い音を奏でるように、ちょうどいい塩梅で歩くべきというお話をされていた。

 

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全員で写真撮れなかったのが残念。最後まで残った、ジュエリーの制作をしているまつださんと、映像制作をしているけだしろくんと写真を撮った。これからどんどん徒歩の旅に向けて面白くなっていきそうだ。

 

【東京ー石川500km徒歩の旅(第2弾)について】

2017年6月に行なった東京から石川までの徒歩の旅、第2弾を行います。今回はコースを変えて、北陸新幹線沿いのルート約500kmを、8月31日〜9月14日までの2週間で歩きます。前回の旅はこちら

今回のテーマは、加賀人探し旅。東京23区(東大赤門加賀藩邸跡)から石川県加賀市までの道中、石川県加賀市出身者の人を探して話を聞き、その出会いと気づきを到着先の加賀市で報告するという企画です。この旅を通して、地域の魅力を再発見しようと考えています。

また、この旅には石川県加賀市には全く関係のない約30名のクリエイターがデザイン制作に関わったり、一緒に歩いてくれたりする予定です。旅がより面白くなりそうで、ワクワクしています。

 

 

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執筆:稲村行真(ぼく、いぬむら、イナムラ)

地域の魅力を再発見すべく、写真を撮ったり、文章を書いたりしながら様々な企画を立ち上げている。2017年6月に行なった「古民家冒険project」では、東京から石川県加賀市までの約450kmを2週間で歩くことに挑戦。道中30軒の空き家活用事例を取材し、その様子を発信しながら石川県加賀市にたどり着き、空き家活用ワークショップを行なった。この企画はNHKテレビなど、様々なメディアに取り上げていただいた。その他、石川県加賀市の獅子舞の鼻を撮影するプロジェクト「KAGA SHISHIMAI project」などを行なっている。