【空き家調査②】古民家こんなのありましたin石川県

さて、今日も引き続き、空き家調査。

20件以上お邪魔する。

 

草木が生い茂り、

もはや、建物が見えないという物件。

f:id:ina-tabi:20170722182755j:image

箱多満里神社。

名前の由来を知りたくなった。

f:id:ina-tabi:20170722182818j:image

 

最後の旅行案内所。

看板が主張してくる。

f:id:ina-tabi:20170722182904j:image

 

動橋の酒蔵。

いい感じの古民家残ってる。

f:id:ina-tabi:20170722183005j:image

 

お昼は、有名な8番ラーメンに。

暑い日には、暑いものを食べると何となく元気が出る。

f:id:ina-tabi:20170722183027j:image

 

山中の物件。

川沿いだと石垣があり、高くなっている。

f:id:ina-tabi:20170722183045j:image

中には、カウンター席らしき残骸。

昔はレストランだったのか。

こういう、片付けないとどうしょうもない空き家をどう活用するか、ほっといても人が入らない空き家をどうするかをもっと考えないといけない。

f:id:ina-tabi:20170722183105j:image

 

骨董品が沢山ある山代の空き家。

いっそ、空き家市をやって、毎月この日は空き家の要らないもん10円くらいで持ってっていーよっていうのを加賀市全域の空き家で同時にやったら面白いだろう。輸送料なしで、空き家が一気に片付く。

f:id:ina-tabi:20170722183237j:image

 

郵便ポストがないからと、押し込まれる郵便物。主張が強い。

f:id:ina-tabi:20170722183252j:image

 

山中って古民家の雰囲気のいい空き家がゾーンになって密集している。

f:id:ina-tabi:20170722183409j:image

看板が記憶に残る空き家。

f:id:ina-tabi:20170722183207j:image

倒壊した空き家。

空き家をほっとくとこうなるのか、という末路を見た。

f:id:ina-tabi:20170722183449j:image

ちっこいかわいい空き家もある。

昔は、屋台にでも使っていたのか。

f:id:ina-tabi:20170722183510j:image

 

本当に空き家は様々だ。

流通に乗りにくい空き家を面白く活用する企画をあしたも引き続き模索したい。

【空き家調査①】古民家でこんな企画したら面白そうin石川県

現在、石川県加賀市に来ている。

7/21~26の滞在だ。

 

空き家になった古民家を調査して、面白い活用方法を探る。

 

まずは、昨日の記録からはじめる。

朝8:50。大聖寺駅につく。

なんか駅が輝いて見える。

f:id:ina-tabi:20170721191237j:image

さて、空き家調査の始まりだ。

まずは、三谷地区。

f:id:ina-tabi:20170722001129j:image

イノシシがいるんだな。

f:id:ina-tabi:20170722001303j:image

3つくらいいい古民家の空き家がポンポンポーンとある。

ゾーンとしてまとめて活用する発想がしっくりくる。

f:id:ina-tabi:20170722001423j:image

上流の山菜が有名なので、うまく生かして、上流の空き家を減らしたい。

f:id:ina-tabi:20170722001452j:image

川沿いは、石垣により、水没を防ぐ工夫がある。

f:id:ina-tabi:20170722001531j:image

三谷でセリを洗う三谷さんに遭遇。

セリをとことん洗いまくる姿がイケメンだった。

f:id:ina-tabi:20170722001557j:image

 

山代方面の空き家。

f:id:ina-tabi:20170722001659j:image

納屋がなんとなく良い。

f:id:ina-tabi:20170722001742j:image

コーヒーハウス。

敷地デカい。

f:id:ina-tabi:20170721191633j:image

 

農業が有名なまち。

空き家を見あげる。

f:id:ina-tabi:20170722001855j:image

なし畑が続く。うまそう。

f:id:ina-tabi:20170721191932j:image

ひとふさ100万円のブドウ。

(セリの初値)

すごすぎ。

f:id:ina-tabi:20170721192021j:image

 

田んぼのど真ん中にある森の中に、家がある。ナイトバーやって、騒ぐのも面白い。

f:id:ina-tabi:20170722002030j:image

 

堂下さんの浜茶屋に。

墨俣の一夜城の如く、毎年現れる海の家は、すごい。

作って壊しての繰り返しって一見大変だけど、技術の伝承やコミュニティ形成の点からすごく意味あることだと感じる。

f:id:ina-tabi:20170721192105j:image

 

黒崎方面の空き家。

f:id:ina-tabi:20170722001925j:image

お化け屋敷やるか、アート作品として名前つけるか。なんとなくありのままを生かしたい。

f:id:ina-tabi:20170722001953j:image

 

片山津温泉に入る。

とっても、芸術性ある。

男湯と女湯が毎回入れ替わり、森と湖を相互に眺められる。

今日はどっちかな?なんて考えるのが楽しいし、リピートしたくなるのが面白いところ。

f:id:ina-tabi:20170722002135j:image

片山津温泉からの柴山潟は本当にきれい。

f:id:ina-tabi:20170722002158j:image

 

このあとは、中華の白山に。

安くて美味しい店だった。

 

さて、明日は、どんな空き家を巡る旅になるのだろうか。

楽しみだ。

 

7月の一品一灯の会を開催しました!

毎月、一品持ち寄る食事会、一品一灯の会を東京都日野市の古民家で開催している。昨日が第八回目。

さて、今回はどんな会になったのか?

 

まずは、畑のじゃがいも掘り。

f:id:ina-tabi:20170716061455j:image

それぞれが持ち寄った食べ物を頂きます。地域の方や、学生約20名ほどが集まりました!今日は、アメリカ人2人と、コンゴ人1名も来てくれて盛り上がりました。

f:id:ina-tabi:20170716061519j:image

ジャムになる植物。

名前なんだっけ?

f:id:ina-tabi:20170716061542j:image

コンゴの料理。

f:id:ina-tabi:20170716061555j:image

外国から来てくれた3名は、日本の魅力を話してくれる。山登りしたことない人がいきなり富士山登っててビックリ。

f:id:ina-tabi:20170716061618j:image

それから、古民家の愛称決め(候補を絞る)などもおこなわれ、終了。

食材が余って明日の食費がうく。

たすかる。

f:id:ina-tabi:20170716061718j:image

みなさんおつかれさまでした。

 ホワイトボードのラクガキ。

f:id:ina-tabi:20170716081406j:image

今日は、コンゴ人と、小学2年生とお泊まり。すごく刺激的。

 

次は8/5です。ぜひ皆さんご参加ください。

知識をつける筋トレ

最近考えること。

知識の付け方。

 

アクションまで見えての知識のインプットと、アクションが見えないけどとりあえず知識のインプットというのは、前者の方が有意義だし、やる気が出ると常々実感する。後者はただただ眠くなるだけ。

 

マラソン選手は、長距離を走りきるのに必要な筋肉を付ければいい。お相撲さんみたいな筋肉の付け方したらいかん。

 

7種競技で勝負する人は、7種が何なのかを考えて、筋肉を付ければいい。7種だからといって、何でもかんでも筋肉つければいいのと違う。7種がそれぞれ何なのかを考えないとダメ。

 

フリーランスも起業も勉強も一緒。

ビジョンを決めて、そこからなんでも逆算。自分も7種競技に近い戦い方。

勝ちに行くのは、古民家活用の企画・提案・コンセプトづくり。ここはまさに専門性というお硬いものよりかはアイデアの領域。その地域で出来ること、思いついた面白いこと、分からなくてもやもやしたことから端を発して、知識のインプットをする。

勝ちをつくるには、文章やトークを磨いて、発信。イベントや、スペース利用もメディア効果を強めているようなもので、それもある意味発信。その先の出会いこそが、また新たな案件に結びつく。

 

あとは、これだけだと予定調和すぎるから、本屋で面白そうだと思ったものを直感的に手に取るとか、面白いもの探しの街歩きとかをする。偶然出会った面白いものこそが、知識の引き出しをふやす。面白くないサインは眠くなるという体の反応ですぐに気づく。面白くないものはやらなくていい。

 

これは、先日、目黒近くを歩いていた時に見つけた住宅展示場。偶然たくさん面白い形の家に出会えたので、パシャリ。

f:id:ina-tabi:20170712165439j:image

 

 

 

 

日野駅前でトークショー!

おつかれさまです。

古民家冒険家の稲村です。

今日は、古民家冒険の物語含めた活動全般的なお話をトークライブと座談会という形で、日野駅広場でさせて頂いた。

 

毎月、日野駅前で行われるキャナルマーケット。 

大人も子供もたっくさん。

うまい駄菓子屋お酒もたっくさん。

f:id:ina-tabi:20170708234110j:image

 

その一角に、ブースを設けて頂く。

f:id:ina-tabi:20170708234404j:image

f:id:ina-tabi:20170708234922j:image

 

18:30~約30分ほどの個人プレゼン。

f:id:ina-tabi:20170708235322j:image

それから、キャナルマーケットの運営の皆さんと座談会。

 

旅と暮らしの境目についてどう考える?みたいな話とか、空き家活用において場所が先がやりたいことが先かみたいな話とか、コミュニティづくりの未来みたいな話の意見交換をする。

 

20:00でトークショー&座談会&マーケット終了。とても、充実した日だった。

f:id:ina-tabi:20170708235419j:image

 

こういう、人の流れのある全く繋がりのない人にもリーチできる場で、お話させてもらえるってのは自分にとって多くの人に活動について知ってもらえるきっかけになるので、ありがたい。

今後も、トークを磨いて様々なところで、お話させていただきたい。

 

古民家についてマンガで表現してみた。

まずは定義から。

f:id:ina-tabi:20170705203857j:image

古民家の定義って人それぞれ捉え方があるので、違っていいはずだ。古民家を定義付けるというのは仕事上の区分けにすぎないが、僕は仕事をしていて区分けをする必要性に迫られていないので、かっちりした定義を設けていない。古くて木造であると主観的に捉えられれば、それは古民家なんだと個人的には考えている。

 

f:id:ina-tabi:20170705203914j:image

古い=愛されてきたと考えれば、古民家というのは世の中の家の中でも最高級に愛されてきた物件といえる。なんにでも言える事だが、「愛されてきた」には必ず理由がある。古民家に関していえば、その土地の自然の産物を使って作る事で、より環境に適応して、生態系に配慮した持続可能な家づくりを行ってきた。その土地ならではの形態の家が生まれ、農村、漁村、城下町など、それぞれの暮らしにあった使いやすい家の形が生まれた。気候や風土によって、気温や、風の強さなどを考慮した家づくりが行われた。こういった人々の営みに合った合理的な造りが、古民家が長く使われてきた根拠である。現在では、それに代わって、多くの西欧建築が輸入されてきた中で、日本らしさを再確認したり、発信したり、一風変わったオシャレ感というまた違った文脈で、残され、愛されている側面がある。個人的には、古民家という概念そのものが、西欧建築の輸入とともに浮かび上がってきたものなのではないかと考えている。

 

f:id:ina-tabi:20170705203928j:image

古民家というのは、ひとつのツールだ。

僕がやりたいことは、「人々が自己実現に向けて、楽しく生きられる場を創りたい。」ということ。楽しく生きるには、「人の日常」の中に「場」を作ることで、環境を整えることができ、自己実現が出来るという考え方である。つまり、古民家の専門家になりたいのではなく、古民家の特性を生かして、場づくりを行いたいのだ。古民家には、個室という概念が薄いので開放的な空間設計ができたり、木を基調としているので気分が安らいだり、日本らしさ故にインバウンドとの相性が良かったり、などという特徴がある。このような特徴を十分に生かした場づくりを企画していきたい。

 

f:id:ina-tabi:20170705203941j:image

仕事のスタンスは、古民家を保全するだけでなく、その先に、面白くワクワクするものを創り出していくということ。古民家に関わる人は伝統を守るという考え方の人が多いけど、自分は、残すものは残す一方でよりクリエイティブであることを大事にしていきたいと考えている。伝統にとらわれることは無関心を誘うことでもあると考えていて、伝統的なものにこそクリエイティブの精神で挑みたいとへそまがりにも考えてしまう。

 

f:id:ina-tabi:20170705204013j:image

古民家は土地ごとに、個性的な顔を見せる存在で、それが街の面白さ、ひいては街並みの面白さとなっていけばすごくいい形になると考えている。今後も地域発展や、まちづくりという文脈でも古民家を捉えていきたい。

 

古民家で場づくりを企画する先に、どのような展開があるかは想像出来ない。一歩一歩懸命に着実に進んでいくだけだ。人口減少という、日本の歴史の中でもまれに見る出来事に遭遇している今、空き家や高齢化などの社会問題が続出して、知恵や文化が減る時代である。しかし、世界的な枠で考えれば、人口減少はしていない。そういう大きな流れの中で、自分の立ち位置を把握して、ニーズに答え、世の中にとって価値ある人間になっていきたい。少なくともこれから手がける物件を点ではなく面で捉えて活用したいし、ビックプロジェクトにしていきたい。まだまだ考えるべきことはたくさんある。

今日、チャリに乗ってて、惹かれた風景

多摩地域の北をチャリで走っていたら見かけた惹かれるもの。

 

古民家農園の入口にあった木の秘密基地。木の中に入れるらしい。

f:id:ina-tabi:20170704210632j:image

f:id:ina-tabi:20170704210307j:image

中には、ちゃんと人が座れるように切り株がある。キュートだ。

f:id:ina-tabi:20170704210509j:image

 

ボロボロだが、800円の主張がものすごく強い駐車場。どことなく味がある。

f:id:ina-tabi:20170704210658j:image

 

武蔵村山市

この市は、電車が走っていないのに、市であるところが特徴的。

f:id:ina-tabi:20170704210909j:image

モノレールを通したいみたいだが、通したらどことなくもったいない気もする。

f:id:ina-tabi:20170704211037j:image

市役所には、多摩都市モノレール推進担当という部署まである。

f:id:ina-tabi:20170704211231j:image

うどんとねぷたが観光資源のようだ。

f:id:ina-tabi:20170704211133j:image

 

何気ない一つ一つのことに意味があり、発想につながる種になる。そういうことを考えながら日常過ごしていきたい。