物件活用のアイデア①「歩いていたら思いつきました、ツライは価値だ」

1.客を待たせるレストラン。
お客さんはおやきをたのしみに席につく。どんなおやきが出てくるのだろうか。メニューはおやきのみ。10分たっても出てこない。30分たっても出てこない。やっと1時間たったら、おやきがでてくる。そして、パクリと一口食べる。うまい、美味すぎる。おやきはできたて1分以内がうまい。冷凍でチンしたものはおいしくないし、しかも普通、膨張剤とか入っている。でも、このレストランででてくるのは、おやきにのみこだわりをもった、真心こもった、不要な添加物は一切入っていない、シンプルかつクリエイティブなおやき。さつまいも、かぼちゃ、あんこ、時々せんべいとか意味わからないものが入っている。このレストランのキモはとにかく待たせることと、とにかくおいしいものを出すこと。待っている間は、退屈しのぎができる仕掛けを用意する。どれだけうまいおやきがこれから出てくるのかのストーリーをとことん語る。そして、お客さんの悩みを聞く。「その悩み、おやきで解決できますよ!」とテキトーな返事を毎回笑顔で返す。今か今かとおやきの仕上がりを待ち続けて、食べる一口の美味さは、何にも変えられない美味しさがある。こんな感じのレストランをやってみたい。


2.とにかく暑い宿。
鍋って熱い熱いふーふーと冬に温まりながら食べるもの。でも、夏にも鍋って食べる時は食べる。同様に、夏に暖房入れまくった部屋を完備した宿をやってみたい。汗をダラダラに流す。ドミトリーで今日あっついですねー、と客同士がうちわをあおぎはじめる。一緒に汗をかき、困難な状況を共にした人同士は、仲良くなる。宿を出る前に一緒に気持ちいい檜風呂にでも入る。そういう宿をやってみたい。

 

3.ひたすら歩く宿。

駅から宿までの道のりを調べるとなんと歩いたら1時間あるではないか。不便なとこだなー、と思っていると、宿から電話がリンリンと鳴る。いまから、迎えに行きますから待っててくださいといわれる。車で迎えに来てくれるのかと思っていたたら、1時間がすぎ、なんとおばあさんが歩いて迎えに来てくれる。さあ、行きましょう、と白紙のノートを手渡してくる。歩き終える頃には、このノートがあなたの宝物になりますよ、と意味深なことを言う。それから、宿までひたすら1時間歩く。道中出会った人に、おばあさんは声をかける。ほれ、今日は若い子が来てくれたぞ、とおばあさんは自分のことを紹介してくれる。お土産をもらう。じゃあ、今日であった記念に、なんかメッセージでも、と言ってメッセージをノートに書いてもらう。道中、お地蔵さんにひょっこりであったり、綺麗な景色や草花に出会う。ちょっとしたところに魅力が潜んでいることに気づく。やっとこさ宿について風呂にどっぷり入る。ビールがうまい。そんなこんなで、歩くことが地域の魅力の発見や、日常のちょっぴりした幸せを感じられることに繋がるようなことをしてみたい。

 

みなさん。困難は見方を変えれば楽しくなるし、なんでも捉え方次第。何か困難が楽しくなるような面白いことしませんか?

 

庭の畑が雑草でボサボサに。

雑草抜きもなんか工夫しておもしろくしたいものだ。

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壁作りワークショップ&飲み会

6/28の近況報告。

知り合いの東京都日野市のシェアハウスが完成間近ということで、壁作りのお手伝いに行った。

 

木材がズラリ。

ホームセンターってトラック貸してくれるからよい。

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床が傷付いたり、汚れたりしないように、ビニールを貼る。

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これは、何でしょう。

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チョークの粉で、壁に線が引ける。

目印だ。

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壁にピタリとハマるように、㌢測ってノコギリでゴシゴシと切る。

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四隅に木材が必要だから、上と下だけ木材切ってビス打って、側面合わせて切ってビス打って、四隅が完成。

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間に縦2本横1本の支えを入れる。

一番右の縦棒は、継いで1本にした。

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あとは、上から両サイドから壁の石膏ボード貼り付けるだけ。

それしてもカッターでちょっと切ればバキッと割れるとは。。

とても簡単に割れるもんだ。

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ヤスリ買うのは勿体ないので、木材で擦って節約♪

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さて、ここで、用事があったので、次に向かう。完成どんな感じになったのだろうか。気になるので、今度行ってみよう。

 

次は、石川県加賀市のプロジェクト飲み。インド料理をつまみながら、加賀のお酒をたっぷりと飲み、それぞれの進捗を共有。料理とお酒うまい。古民家冒険の報告も行った。

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光る酒。

まぶしいすぎる。

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いろいろとプロジェクトが少しずつ動き始めていていい感じ。

 

7/8(日)夕方からは、日野駅前で古民家冒険のトークショーを行う。ちょこちょこと、冒険関連のトークをする機会も増えてきた。ぜひぜひ、今後もいろいろなところで古民家冒険のお話ができたらと思うので、お誘い頂けたら嬉しい。

最近考えていることを書いてみた。

1.今のうちに。

今のうちに〇〇って人生楽しんでいることになるのだろうか。「社会人になるから、今のうちに遊んでおこう」などなど。なにかに常に縛られているかのように思える。今も楽しむけど、明日も楽しみたい。ずっと楽しんでいたい。そう考えることはよくある。

 

2.お金について。

お金大丈夫?とよく心配されるが、お金の稼ぎ方は就職する以外でもいくらでも方法はある。もっと先を見据えて、いまお金になっていないことが、後からお金になるってことを考えたい。先にお金のことを考えると、人生の目的がお金になる。10年後には、1/2の仕事が刷新され、1/2の仕事が人工知能に取って代わられる時代に、5/7を既存の組織で働くのではなく、7/7やりたいことに時間を投資する。それが、今やりたいこと。

 

3.独立について。

特別な人だけが、就職しないで生きていけるみたいな考え方はしない。人間みなフラットで、必ず好きなもの、得意なこと、今まで経験してきたことがあってそれを追求すれば必ず仕事になるのに、それをやるかやらないかだけのこと。それは、年齢性別に関わらず始められる。赤ちゃんでも、100歳の老人でも出来るというのが僕の考え方。

 

4.大きな組織で働くことについて。

承認欲求高いんですというと驚かれる。では、なんで大企業目指さないの?と言われる。世間的に見たら、大きくて、有名な組織で、大きな仕事が出来たらすごいと評価されるところが少なからずある。でも、大企業に入ったからといって安定はないし、縦社会にはできる限り生きないのが僕の考え方。縦社会には、没個性や縛りの側面があるから、独自性や自由の価値観がものすごく強い人には居づらさがある。縦社会には、上の人を羨ましいとかすごいという風潮がうまれる。自分が低く見えて辛くなるときもある。ある一方的な視点から人が評価され、上と下が分けられる世界だと何となく生きづらい。

 

5.受け身について。 

受け身な人ってとやかく言われがち。意見はないの?と言われる。でも、受け身だからこそ、人が寄ってきて、人脈や、知識の総量と質を深める。僕がサイコロや、あみだくじみたいなものが好きなのは、受け身の状況を作り出すツールだからだ。どんな結果でも結果として受け入れなければならない。偶然こそが、新しい情報に出会うきっかけであり、思いもよらない発想につながる。狙わずにあえて無駄なように思えること、例えば寄り道とかを大事にする思考も同じこと。大きいくくりで言うと、そういう余白こそが、人を進化させてきたんだと思うし、これからも必要になってくる事だ。

 

写真は、白玉を玉ではなくぐしゃっとした形で、小麦粉を混ぜて作ってみた。白玉のアイデンティティである玉の部分を変えてみると、おいしいのか。こういう冒険心も余白の1つだと考えている。

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古民家訪問・東京都国立市の古民家「やぼろじ」

6/23に行った古民家「やぼろじ」について。

東京都国立市谷保駅から徒歩5分の古民家だ。

 

ここは元は馬のお医者さんをしていたらしい。

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 造りが古くていいかんじ。

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きりの格天井。

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土で固めた釜と、

冬は熱で温まったくぼみに座れる。

気持ちよさげ。

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トイレは貯めて堆肥にする。

野性的かつ合理的。

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さて、作業のお手伝い開始。

屋根裏に登って断熱材を敷き詰める。

断熱材を敷き詰めると下の部屋は涼しくなる。

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天井が抜けないように柱に足をかけながら移動。とてつもなく暑くなっている屋根裏。

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ススがついて、真っ黒に。まじっくはんど。

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お昼ごはん。

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うまそう。

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無理にうまく撮ろうとするとヘタクソになる。

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午後は、屋根の散水取り付け作業。

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屋根に登ると瓦がとてもキレイ。ピカピカ。

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下を見るとこんなかんじ。

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屋根のてっぺんに、ボンドとガムテで輪っかをくっつける。

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そこに、ホースを取り付けていく。

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これで、完了!

あとは、水を出せば、屋根が濡れて、結果中の部屋も涼しくなる。

 

やっぱり環境を整備するってのは大事だなと、あらためて気づきましたとさ。

 

<今日の古民家>

・やぼろじ(東京都国立市

http://www.yabology.com

 

この時のワークショップの様子が、TABI LABOに掲載されています。

http://tabi-labo.com/282323/yabology-workshop

こちらも合わせてご覧ください。

 

古民家冒険Project序章まとめ

東京から石川までの徒歩の旅を終え、ヒッチハイクで東京都日野市の古民家に戻って来た、古民家冒険家の稲村です。

今回は、旅の学びについておかたく書きます。

 

自分のやりたいことは、シンプルに人を楽しませることだ。なぜなら、自分以上に日常生活が楽しくないと感じている人が圧倒的に多いと感じるからだ。ある人は、日常生活楽しいことより楽しくないことの方が多いと言った。やりたくないことばかりやっている人がたくさんいる。それは、なんだかもったいないなと。もったいないという視点から、企画は生まれる。企画はもったいないを解決するツール。であれば、企画によって、人生を楽しく生きられる人を増やしたいのが、自分のやりたいこと。

 

楽しく生きるには、環境が大事だと考えている。どんなところでどんな人と付き合うかが、大事だ。自分はカービィのようにいろんな人の性格を吸収するところがあるから、なおさらそれを感じる。だから、自分は場づくりを企画して、楽しく生きられる人を増やしたい。

 

企画とは、人を喜ばせること。何かと何かを組み合わせて面白いものを創るみたいな発想をするのが、企画。多分野に興味ある人が強い一方で、何かに根を張ってこそ良い企画ができるというもの。だから、自分は企画の第一歩として、空き家になった古民家に着目した。空き家は使えるのに使われずになっているのがもったいない。そんな物件が現状、どんどん増えている。しかも、自分はその中でも古民家の雰囲気に惹かれていて、伝統的で価値ある物件が荒廃しているのがなおさらもったいない。だから、空き家になった古民家で、企画によって、楽しい場づくりを行っている。

 

今回の旅の趣旨はこうだ。

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①次のアクションをつくる。

石川県加賀市という、山海街に古い街並みが残り、たくさんの魅力的な方々がいる土地で空き家になった古民家を使った場づくりを企画したい。そのためにもたくさんの応援してくれる人が必要で、まず自分のことを知ってもらう必要があった。

 

②企画の質を上げる。

すでに、古民家を使って面白いことをやっているところを1日1軒以上、合計約30軒取材してまわった。なるべく今までメディアなどで取り上げられてこなかった物件を選び、自分が全く知らなかった活用方法に触れた。それは、徒歩の旅だからこそ偶然物件に出会えたというのもあるし、地域の不動産屋に電話するなど地域の人に接触することで物件を知ることができたということもあり、偶然の連続だった。自分は予定調和が好きじゃない。だからこそ、そうやって、新たな視点を得られる工夫をするようにしていた。

 

③楽しく生きている姿を伝える。

楽しく生きている人は少ない。だから、自分の好き(古民家)と得意(歩くこと)を生かして、自分らしく面白く楽しく生き、困難でさえもポジティブな意味合いがあり、楽しく生きられることを広めてみたかった。

 

この旅をやったことで、自分の成長にも繋がった。

①決断の感覚を磨いた。

自分は、準備がニガテだ。あまり、考えずに何かをはじめるところがある。しかし、今回の冒険は経験したことのない未知の領域だった。だから、足とか天候とか、危険だなと思ったら引き返すとかそこで止まるとか、そういう判断が必要になった。北アルプスをこえるとき、大雨で次の集落まで3時間かかり、あたりは真っ暗。そんな中で、20分引き返して、その日は進むのをやめたという選択は正解だった。人生は選択の連続で、選択こそが人生だから、そういう感覚は絶対に養った方がいい。

 

②得意を磨いた。

自分は歩く事が得意だ。もっといえば、身体能力的なところが半分、精神的なところが半分、それぞれがバランスよく機能している。それでも、やはり1週間目は距離的に未知の領域への挑戦だったので、辛かった。体と心が対話していて、ここで止まるべきか、いや、まだ行けるでしょうということの繰り返しだった。一日中ほとんど他人との対話ではなく、自分の中での対話が繰り広げられた。しかし、1週間を超えると、身体的にも精神的にも軽くなった。なんだか、歩くことが呼吸をするように当たり前になり、起きたら歩きはじめ、日が沈んだら寝るという感じだった。人間の本来の感覚を取り戻したかのような感じだった。この感覚が得られたのは収穫だ。

 

③頼ることを知った。

人は、何かをしてもらうことに対して、本当に申し訳ないという気持ちになりがちだ。とくに日本人はスミマセンが口癖だから尚更だ。ご飯を奢ってもらい、洗濯をしてもらい、シャワーを使わせてもらった時は、本当に申し訳なくてなにか自分もさせて欲しいという気持ちになった。同時に、一見物乞いのようで、情けなくもなった。しかし、基本的にはたくさんギブしてもらったら自分も後々余裕が出た時にギブすればいいし、そういう余裕が後々出来るためにも今回のギブがあったんだとわりきるようになった。お礼はきちんとして、その場で出来る最低限のことをやって、あとはありがとうございますでいいんだなと思えてきた。この感覚は、意外と受け入れるのが難しいから経験できてよかった。

 

次に夏頃に、加賀に行く時には、まず加賀の中で空き家になった古民家を調査する古民家冒険をやりたい。そして、後々の場づくりをする1棟の古民家をきちんと決めていきたいというのが今の予定。さて、次はどんな旅になるのだろうか。

 

また、新しい古民家冒険の依頼や、トークイベントの出演なども大歓迎なので、ぜひお誘いください。

 

古民家冒険帰路〜石川県加賀市から東京都日野市〜

6月20日お昼の12:00頃、石川県加賀市にて。

ただ単にバスで東京帰るとか面白くないので、ヒッチハイクで帰ることにした。

 

しかし、僕にはリミットがある。

明日の10:00までに東京に帰らなくてはいけない。

さて、果たして明日の10:00まで東京につけるのか?

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まず、不動産関連の会社をされている知り合いの知り合いの方に、石川県加賀市大聖寺から、尼御前サービスエリアに送ってもらう。

ここで、ヒッチハイク開始!

なんと、偶然にも2日前に知り合いになった個人事業のコンサルされている方にバッタリ会う。富山県の氷見まで行くということで乗せてもらえることに。

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途中、パンとおにぎりとバナナをもらう。とてもありがたい、、うまい。

 

13:00頃。富山県小矢部市小矢部川SAにたどり着き、ここで降ろしてもらう。

第2回目ヒッチハイク開始!

15分ほど声をかけまくった結果、ある1人のおじさんが快諾してくれる。おじさん仲間3人で、旅行していたそう。車がちょー高級車でビビる。(車詳しくないので名前わかりません(笑))

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途中、うどん奢ってもらう。うまい。

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16:00頃。新潟県柏崎市米山SAにたどり着き、ここで降ろしてもらう。出口からPまでハラハラしながら車道脇の道を歩く。

第3回目ヒッチハイク開始!

再び、15分ほど声をかけまくった結果誰も捕まらないな、、と思っていたら、女の人が車から降りてこちらにやってくる。うちの車乗ってきます?

おおありがたい。。その方は、長野で友人に会って旅行してきた帰りで、新潟の自宅に向かうという。主婦の方で、冒険の話を沢山したら喜んで聞いてくれた。

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17:30頃。ちょうど良い場所がないからと、逆方向の関越道まで連れてきてくれて、新潟県小千谷市山谷SAで降ろしてもらう。ハンカチをプレゼントする。

第4回ヒッチハイク開始!

ここからが大変だった。1時間半声をかけまくるが、大体近所の人か、会社関連の車で乗せてくれない。日が暮れようとしている。。もうここで野宿か、と諦めかけた時、ひとりの青年が声をかけてくれる。

医療機器販売をしていて、地方に営業に出ていた方で、これから東京都青梅の自宅に帰るという!うちの古民家は東京都日野市なので、とても近い。ほんと嬉しい。

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道中話していくうちに、この方は青年と言うよりは、40代の方だと判明。同い年くらいかと思ってたから驚愕。若すぎる。2時間くらいぶっ通しでお互いの仕事のことをしゃべる。

 

21:00頃。

ついに、ついに、東京についた!

東京都青梅市小作駅というところで降ろしてもらう。

青梅って梅っぽいし、梅でもあげるかということで、梅干しをたまたま持っていたので一部プレゼントする(笑)

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電車で帰路につく。

イムリミットって意外となんとかなるものだ。

今回のヒッチハイク旅もちょーおもしろい旅だった。

 

さて次はどんな旅になるのだろうか。

 

古民家冒険追記①in 石川県加賀市&小松市

古民家冒険家の稲村です。

古民家冒険の後、石川県加賀市小松市に滞在。

行けなかった古民家などに訪問してみた。

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午前、石川県加賀市黒崎海岸。

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海の家「浜茶屋」建設のため、資材を運ぶレールづくり。

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なんと、この崖に海の家を建てるという。

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道具がたくさん。

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積む。

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7月15日オープンらしい。

出来上がりが楽しみだ。

 

午後は、内装が綺麗なパン屋に。

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滝ヶ原カフェにも行く。

地区100年の古民家を家具屋がオシャレに改装。

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スペインのアーティストが描いた絵。

でかい。

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漢方ソーダという変わった飲み物があったのでもらう。クセがなくて飲みやすい。

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そのほかに、シェアハウスである滝ヶ原ファーム・滝ヶ原ハウスなど、シンプルかつ村のような居住コミュニティもあり、変人が集まっている印象。スパッと異世界から移住して来た人とか、世界飛び回っている人とかいて面白い。

◯◯系古民家何にしよう。なんかネーミングセンスがない(笑)とよく言われる。企画屋はきちんと誰でも想起できるけどエッジの効いたネーミングが求められるが、ひとまず、クリエイティブ系古民家ということにしておく。。

昔ながらの農耕の暮らしに、彩りが加わっている感じの古民家だ。

 

夜は再び古民家冒険のゴール地点石川県加賀市の「FUZON」に。

「氷が溶ける過程を楽しむ」考え方とか、「本日の」と名前のつくメニューが多いところに変化を楽しむこだわりが感じられる。

また、工芸品の展示とともに、器へのこだわりもあって、お酒がより美味しく感じられる。

 

「変人が来たら出すお酒とかあるんですか?」とオーナーに聞いてみる。

 

ラトビアのお酒「バルサム」45度。

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こんだけ飲んだのに強烈。

のどに刺激が。

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アブサン」というゴッホがこよなく愛した薬草酒は、55度。

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強烈だが、すごくうまい。

はちみつみたいな味。

水で割って砂糖入れてもうまいらしい。

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お酒を飲んですぐ眠くなったので寝る。

明日も加賀市に滞在する。

どんな1日になるのだろうか。

 

 

<今日の古民家>

・Takigahara farm

http://takigaharafarm.com/

 

・FUZON GARARY AND BAR

https://www.facebook.com/FUZON-KAGA-Gallery-and-Bar-200903476637328/